欧米では減少し、日本では増加し続ける大腸癌 | 腸から健康を考えるアテリオ・バイオ社長のブログ

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健康の要は腸内フローラ。自身の体験をもとに、おなかから健康問題に取り組む活動をお伝えします。

アメリカではなぜ、がんを減少させることができたのでしょうか。
アメリカでは1971年にニクソン大統領が「がん撲滅プロジェクト」をスタートさせました。食事について、「栄養過剰時代の栄養失調」という表現を使って、心臓病をはじめとする生活習慣病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした「食源病」であって薬では治らないと結論づけました。
高脂肪、高カロリーの食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜、果物を多く摂るように勧告しています。
このような考えが広く社会に影響を与えて、いまの日本食ブームに影響していると思います。
さてわれわれ日本人はどうか。アメリカが理想と考えている食事をしてきた民族が、逆にアメリカを憧れて食事を改悪してきた結果が、今の逆転劇を演じた理由と考えられるのです。


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