今日は初台の新国立劇場に、モーツァルトの「魔笛」を見に行ってきました。
今日はマチネの回で、14:00スタート。
「魔笛」は高校の音楽の授業でも、課題でやったことのあるオペラで、
すごく私にとっては懐かしくもあり、親しみ深い作品でもあります。
音楽の先生が、声楽科出身だったためか、
普通高校なのに、こんな楽しい授業があったんですよね。
当時の授業では、パパゲーノが口に鍵をかけられてしまうあのシーンを取り上げていました。
私は当時はソプラノだったので(^_^;)、侍女1の役をやっていました。
懐かしいです!!!!
◆
まず、今日の歌手の皆さん、ほんとうに全員が素敵でした!!
パパゲーノやモノスタトスみたいな、道化の役もあるとはいえ、
「きれいに」歌う方が多かったな・・・と言う印象です。
タミーノ・パミーナの主役カップルしかり、
3人の侍女しかり、
3人の童子しかり・・・。
ザラストロの賢者っぷりもすごくよかったです。
あの品格、重厚感、ラストシーンの意味ありげな立ち位置・・・
松位さん、かっこよかったなあ・・・。
パミーナの砂川さん。
本当に鈴が鳴るような美しいお声で・・・
聴き惚れてしまいます。
パパゲーノとの二重唱がよかったなあ・・・
「タ」ミーナではなく、「パ」ミーナであるところに、
やっぱり彼女もどこか「パ」族(笑)の人のように、
本能的に、「愛」に生きていきたい人なのかな?
だから、パパゲーノとのアリアが、あんなに美しいのかな?(同類のくくりの人同士だから?)
プログラムの解説で、そんなことが書いてあったので、
ふむふむ、それも新しい説・・・と・・・。
望月さんのお声も相変わらず美しかったです。
私が家で聴いていたCD(師匠ヘフリガーさんがタミーノ・・・!)よりも若干テンポが速めで、
若々しくて、躍動感のあるタミーノでした。
望月さんの声って、まっすぐに昇っていくような声なので、
やっぱり基本「いいひと」「正しい人」役が似合うと思います・・・笑。
(ん~、でも激情に走る「ウェルテル」もかなりよかったけれど・・・!!!)
そういえば、全く話がそれますが、
テノールの高野二郎さん。
タミーノのアリアで、
本当にフルート吹きながら、歌う・・・という超絶技巧を、
彼のリサイタルで見せていただきました・・・
あれは凄かったぞ;;;脱線しました。つい思い出したもので;;;(^_^;)
戻ります・・・
パパゲーノっていうのは、やっぱり美味しい役なので、
かえって演じるのが難しいだろうなあと思いますが、
今日の萩原さんの道化加減は、すごくよかったなと・・・
やりすぎても鼻につくだろうし・・・
軽身のある道化・・・っていう点では、センスのあるパパゲーノだったのではないかな?
楽しませていただきました。
「お腹すいちゃった・・・」という、日本語の台詞もかわいかったし・・・笑。
これがロビーに展示してありました。
パパゲーノとパパゲーナの衣装です♪
この二人はこんな自然をモチーフにした衣装ですが、
宇宙服系、宗教系(ザラストロ一派)、
民衆(合唱)にいたっては、全員、時代も国も違う衣装・・・というバラバラっぷり・・・
衣装担当の人に、コンセプトをうかがってみたいです(笑)。
絶対深い意味があるに違いない・・・!!!! 知りたいよう・・・。
面白かったです。
◆
セットも、機動性に富む、「動き」を前提とした大道具でしたね。
モチーフ的には「宇宙」なのかな?
石の門などを見ると、ちょっと古代宗教みたいなものも感じられ、
未来志向のものと、原始なものとの融合・・・のような感じがしました。
あ、そうか。
衣装も、異質なものの存在→共存。
相反するいくつかの要素が、同時に存在するということ・・・を示していたのかなあ・・・?
火の試練、水の試練・・・とありましたが、
滝のように落ちる、水の表現がきれいだった・・・
あれはスクリーン(布だったように見えましたが)に映像を落としていたのかな?
光の効果だけ?
また、照明が印象的で、
直接的な照明・・・と言うよりも、
何かに当てて、光と影のコントラストをきれいに使っていたなあと感動しました。
素敵でした。
扉の向こうから、圧倒的な光が差し込んでくる・・・なんて言う表現は、
神秘的で、宗教的な感じでしたし、
ザラストロ一派の賢者の黄色い衣装に光を当てると、
本当に神々しいイメージが作れるのだなと。
ラストシーン。みんなで宇宙の彼方を見る・・・
みたいな演出もいいなと思いました。
未来への広がりを感じました。
あ・・・なんだかただのメモ書きになってきたぞ;;;(^_^;)
まとまりがなくてスミマセンm(__)m。
思い出した順に書きなぐっております;;;φ(..)メモメモ
◆
「魔笛」の脚本って、なんだかめちゃくちゃだなと思うし(^_^;)、
ちょっと子供っぽいファンタジーではあるのですが。。。
見たあとに、すごく幸せな気分になれるな・・・と。
そこを今日は強く感じました。
確かに、正しい、清いものが最後に勝つ・・・様なストーリーではあるのですが、
厳格なザラストロが存在する一方で、
なんだか本当に(くそ)真面目な貴公子、タミーノがいたり、
パミーナのように、優しい愛に生きたい女性がいたり、
パパゲーノのように、奔放で自分の本能に正直に生きていく男がいたり・・・
いろいろな人がいて、
それぞれが、自分の身の丈に合った幸せに帰っていくようなところもね・・・
それを見て、なんだかほんわりした気分になれるんですよね。
押し付けがましくなくて・・・。
ちょっと割に合わないのが、夜の女王一派・・・なんですけれど;;;(^_^;)
難しい技巧的なアリアを歌う割には・・・地獄落ち(^_^;)しちゃうんですよね・・・
◆
素敵な歌、素敵な舞台、
本当に楽しい時間を過ごすことができました。
席も、4階だったのですが、中央部だったので、
予想以上によく見えました。ラッキーでした。
幸せな気分に浸ったところで・・・
あ~、またこれで明日から頑張れるぞ(^_^)v。
素敵な舞台をありがとうございました!!!!!








