こんにちは、さち先生です。

 

BANKSY展

天才か反逆者か に行ってまいりました!! 

 

 

 

事前資料として活躍してくれたのは、この一冊です。↓


何気なく寄った本屋で発見して、心躍りましたね・・・昨年10月の発刊なので、年末くらいに買ったはず。

(名古屋の展覧会では、ミュージアムショップでも販売しておりましたが、展示見た後にしか行けないから💦)

↓↓↓

 

はじめてのバンクシー知っておきたい10のコト は、とても分かり易いです!!

 


ミュージアムショップにもちゃんと売ってました。ウインク




 

それでも!!



 

 

それでも言います。

 

 

本格的に英語を学んでいない小学生には、ハードル高すぎます!!


タイトル、発言、全部英語(あるいはカタカナに直しただけ!)なので


”えーー?どういう意味かなぁ??”の連続。

 

そこは覚悟してください。真顔滝汗


 

むしろ、電子辞書など持ち込んで良いくらいです。ウインク

 

 

あと、世界情勢や時事に弱い保護者さんも要注意。(🙋‍♀️私の事です。)

子どもに質問されたら泣くしかないかもです。



追記↓

レビューを動画にしました!

【ぶっちゃけレビューバンクシー展名古屋】







※この展覧会は撮影okです。




"チャーチルの頭、何で芝生モヒカン?"

と聞かれたらどうしましょう?


環境運動団体がチャーチルの銅像に芝生をあしらっていたことにヒントを得て、

「芝生」と「領土」をかけてタイトルを付けた"ターフ(芝生)ウォー(戦い)"

これはロンドンのメーデーの行進のために作られたポスターです。


第二次世界大戦中の強面政治家を反体制のパンクロッカーに変身させた感覚は…


ちょっと子どもに説明しにくいかも。←いや、かなり。真顔滝汗


 

音声ガイドは全て再生していたら2時間くらいかかるみたいなので、

小学生のお子さんと行く時はオススメできません。

 

頼みの綱のタイトルと解説は、・・・主に英語がカタカナ表記されただけのものです。


セクションごとの大きな解説だけ、日本語でも書かれていました。

 

 

※中学生以上の方とじっくり説明を聞きながらご覧になりたい場合は、

下記公式ホームページから音声ガイドアプリを事前にご自分のスマホにダウンロードしておいてから

ご自分のスマホイヤホンも持参してお楽しみください。(⋈◍>◡<◍)。✧♡





さて、

 

 

チケットについては、事前購入をおススメします。

大人で、当日とは400円の差です。ポーン

さち先生は予定を決めていたので、日時指定してカードで購入をしました。

 

”QRコード(スクショでOK)”と、

”何人分を購入したか?の証明になるもの”が要るので

購入領収書も印刷して持って行きました。

 

 

 

その辺りの美術館の対応も、今までにないですよね。ニコニコ

 

 

 

【バンクシー展 名古屋 公式ページ】でチケットを事前購入しましょう。

 

 

 

 

バンクシーは、イギリス西部ブリストル出身の

謎多きグラフィティ・アーティストです。

 

社会の醜い一面を皮肉ったり


クローズアップして問題提起したり


こうだと良いのに!と願いを絵に込めたり

 

早く現場で描いて逃げられるようにステンシルを用意して犯行(?)に及ぶスプレーアートで


今世紀のアート界に

物議とセンセーションを巻き起こした伝説の人です。

 

先程紹介した雑誌特集本を机に置いていたら次男(小1)が興味を持ったので、

 

「顔バレすると捕まる!」

バンクシーの表現はアートだけど、

ヒトの家の壁に勝手に描くのは警察に捕まる行為だから

公に出れないのよ!

 

「シューッとやって、逃げる!!」で、

世界中の壁に描いてるんだよ!

と説明してやると、

次男もクスクスと笑って親近感を抱いたようでした。


チキン(腰抜け)と揶揄されたステンシル手法で、補導されるピンチを凌いだバンクシー。柔軟で目的達成意識の高いアーティスト魂がカッコいいですね。

 

 

まぁ、でもまだこの展覧会に連れていくには早い。・・・

というか、さち先生すら全部の作品を解説する自信がない・・・

ので、ひとまず2年前に私にバンクシーを教えてくれた母と行ってみることにしました。

 

 

社会情勢や歴史に詳しい母なので、

○○って書いてあるよ!というと「ああ!」と概要を教えてくれました。

そして、作品については、私が事前学習していたので、

1時間程で快適に作品鑑賞する事が出来て、

「楽しかったわぁ♪」

と母にも満足していただけたのでした。良かった!

 

 

経歴や作品について詳しい記事を貼らせていただきますね。(This is Mediaさんへのリンクです。)

 

 

 

 

外にあった作品の展示だからか・・・

作品はすべて撮影OK なのも今回の特徴です。

 

ただし、自撮り棒、三脚ほか作品を触るなどの迷惑行為は禁止されています。

 

 

 

版画も、多くはモノクロと赤の表現。

 

 

 

 

ああ!神様そんな!セールが終わってしまったなんて!

そんな声が聴こえそうな版画。

 

 

資本主義に、皮肉を込めて警鐘を鳴らしています。

 

 

 ↑have a nice day という作品の一部拡大


スマイリーフェイスは、80~90年代に全盛を迎えたアシッドカルチャー。

 

顔はにこやか。

でも、手には銃を抱えている。



植民地化した国の正義や偽善を疑った方が良いというメッセージが込められています!

 

バンクシーの言葉も載っています。


 

ーーー誰も信じてはならない。権力と権威を振りかざすやつらは疑ってかかれ。

いつ攻撃のための銃が使われるかわからないのだから。

 

 (展覧会カタログより引用)

 

 

ナパーム弾を浴びた少女がミッキーとマクドナルドのあの人に連れられている作品を観ても


戦争と資本主義に嫌悪感、危機感を感じるBANKSYの想いが伝わって

心がヒリヒリとしてきます。


 

なんでも欲しいものを手に入れられる私達だけど、

大切なこと、忘れていないかしら?

この商品の裏で、泣いている労働者は居ないかな?

 

時にはそんなことを考える時間を作りたいですよね。


 

(さち先生は、100均愛好家ですけど・・・・

 ”新しいことに挑戦するハードルが下がる”ので100均は工作や造形の入口には大変に便利です。

 ただ、その道具や商品の使い心地や素材感、自分との”相性”を確認できたら、

 正当な価格で売られている商品にかえって行きたいと思っています。

 

 さち先生の資本主義への認識は、まだ、そんなちっぽけなものです。)

 

 

あと、

 

この解釈であってるのかな?
と、心に疑問を残す深い意味の込められた作品が多いので、

 

カタログ買って、何回も振り返らなきゃな・・・と

 

 

 

 

買いました。ニコニコ

 

赤い表紙と、白い表紙があり、どちらも中身は同じです。

 

※解説は、すべての作品を網羅しているものではありません。

代表的な作品をピックアップして後半の白黒ページにて詳しく解説されています。

 

 

Love is in the Air が好きで、マグカップも。

 

「男性が投げるのが催涙弾や爆薬でなく、花束ならいいのにね。」

シンプルで、素敵な意識の持ち方を教えてくれています。

 




これで大好きなコーヒー飲んだら朝は完璧です。照れキラキラ嬉しいなぁ。



 

 

 

5階(最初のフロア)の終わりに、こんな写真コーナーがあって、

みなさん、思い思いのポーズをとって楽しまれていたので、

さち先生も母に撮ってもらいました。

 

 

展覧会は、5月31日まで。

混雑が予想されます。連休や春休みにお出かけの際は

事前予約と事前学習でサクッとご覧になることをおススメいたします。

 

 


偉大な作品ですが、軽いノリで、でも知的好奇心MAXで観てもらえば楽しくなること間違いなし!😆❤️




世界に平和的に反逆者ののろしをあげるバンクシー展、ぜひ目撃してみてください。





VERY LITTLE HELPS PANTS


有名人に、難民に清潔なパンツを送ってとチャリティの声かけをした、ジャーナリストのサイモン・ハッテンストーンのために制作された作品。(難民が必要物資を調達するのも難しい現実に注目してもらうためのチャリティ活動)

パンツに描かれているのは難民の政治亡命を認めない国の国旗。


"清潔なパンツが見つからなかったので、このキャンバスがパンツの代わりになってくれることを願っている"とバンクシーのメモに記されている。


 

 この作品の元になる作品(イギリスの大手スーパー"テスコ"のビニール袋を掲げた作品があります。

(この解説は展覧会カタログに書いてありますので、展覧会みた後にもバンクシーを勉強したい方にはオススメです)


 

 

 

 

知多半島、新美南吉ゆかりの地の半田市より、さち先生でした。

YouTube本田さちも、良かったらチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

オンライン教室(ライブ配信)、始まります!

 

 

 

次男の展覧会も、良かったらチェックしてくださいませ。

 

 

 

 

 

 

ではまた。(^^)

 

 

 

さち先生の工作教室👦👧❤️…のmy Pick