🫖 執筆記事のご紹介 🫖
 
『婦人画報』12月号、沖縄の焼き物特集
の記事を書かせていただきました。
献本が届いたら、表紙が可愛くてびっくり。
休日、やっとゆっくり読めています。
 
 
婦人画報さんとのお付き合いは
娘の妊娠中に、
女優の鶴田真由さんと
竹富島を巡る特集を書いた頃から?
思えばもう10年以上です。
長いお付き合いがありがたやー〜💕
 
今回の沖縄の焼き物特集は全10ページ。
 
 
私は、沖縄を代表する芸術家
大嶺實清先生の「大嶺工房」と
やちむん界のアイドル「北窯」を担当しました。
 
 
聞けば聞くほど
調べれば調べるほど
ものすごく奥が深い沖縄の焼き物。
 
やちむん(沖縄の焼き物)の歴史は
戦争に翻弄されてきた
沖縄の歴史とセットで。
原稿のこと、沖縄のこと、戦後のこと、
親方の人生や、かけてきた想いを思うと
運転中、涙が溢れてきて
運転が危なかったなんてことも。
たくさんの学びがありました。
 
その中の一つのエピソード、
原稿に書けなかったお話を
ここでご紹介します。
 
 
やちむんを代表する
「北窯」の凄さといったら
土も火の薪も釉薬も全て手作りしていることで。
土なんて沖縄の土を6種類もブレンドして作ってる。
 
6種類の土は
電話で注文するわけではなく
現地へ出向いて仕入れて
洗って干して寝かせて。
信じられない時間と手間と労力と思いがかかってる。
 
そんな土を寝かせてる場所で
北窯の松田共司親方が教えてくれたこと。
 
6種類の土は
みんな個性が違うそうなんです。
 
縦に伸びる土
横に伸びる土など。
 
そしてその中に
「強みがない土」
というのがある。
 
え?
なんで?
 
と思って聞くと、
 
その土を入れることで
他の5種類の土がいい具合に調和し
一つの素晴らしい土になるんだそうです。
 
その強みがない土を入れないと
それぞれの土が調和しないんだそうです。
 
これを聞いてわたし、鳥肌立ちました。
 
人間社会でもこういうことってありますよね。
 
いるだけでその場が和み
実はその人がいることで
全体が成り立つという人。
 
わたしはそういう人が
一番憧れる存在です。
なりたいなー。
 
いろんな人がいて
いろんな個性があわさるからこそ
世界が輝く✨
 
そんなことを青空の下
教えてもらいました。
 
 
 
婦人画報12月号、
すでに本屋さんで売っています。
ぜひ読んでみてください。\(^o^)/
 
 
 
 
 


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