ご近所のよく行く沖縄おそば屋さんを
通りかかったら、
定休日だったんだけど、
店主のおじさんが
「コーヒーでも飲んでいくかい？」
とおっしゃってくれたので、
ちょっとばかし、
ユンタクさせてもらうことに。
アイスコーヒーを待ちながら、
店内を眺めていると、
入口の壁に
こんなメモ書きが貼られていることに気づきました。
「沖縄そばを食べてきた中で、ここは２０点。
美味しくはない。食べられるだけの味だった」。
お店の感想ノートに書かれた紙が貼られていたのでした。
そのコメントの下には、お店からのコメント
「お好みの味に合わず、大変に残念です。
これからも『丁寧な沖縄そば」をモットーに精進します。」
と書かれていました。
「え？これ、お客さんの声？
なんで貼っているの？ 」と聞くと、
店主のおじさんは、
「精進するために」との返事。
この沖縄そば屋さんは、
私にとってはとても美味しく、
グルメな友達が来て連れて行ってもいつも大満足！
毎日大行列の人気の沖縄そば屋さん。
それでも、こんな意見が来ても、隠したり、
文句を言ったりすることもなく、張り出すなんて・・・。
おじさんは、さらに茶目っ気たっぷりに
こう付け加えた。
「それに、貼った方が、かっこいいでしょ？ 」
とにんまり。
うん、かっこいい！
「すごいなあ。私だったら、こんなの来たら、
めちゃくちゃ落ち込んじゃうなあ」
というと、
「え？みちさんが落ち込むの？意外！」
と言われ、
「そう思われるみたいなんだけど、
私、かなり、弱っちょろくて、
すぐ落ち込むんですよ」
と返すと、笑っていました。
そして、
「ところで、みちさんは何者なの？」
と聞かれ、なんだ？その質問とさらに笑った。
しょっちゅう大人数を連れてお店に行くもんだから、
何をしている人なのか謎なのでしょう（笑）
うまく答えられず帰ってきました（笑）
おじさんの沖縄そば、
私は大好きだよ！！
絵本スタジオアコークローの新刊や
浜比嘉別邸の本の紹介、
沖縄の空や夕陽や花々の写真など、
日々の心がほっと休まるメッセージが届きます。
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