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春の出張と新学期の疲れ、

校了前の雑誌の作業とで、

ちょっとだけダウン。

 
体力が枯渇している・・・。
 

体がSOSを発して、

朝の学校送り中、

車の運転が危険なくらいで、

 

娘が

 

「ママは、いろんな人のことを考え過ぎなんだよ。

 今日はちゃんと休みな!」

 

と言ってくれ(涙)、

予定をキャンセルし、

強制的にお休みした一日。

 

だからこそ、

読みたいと思って買っていた本が

やっと読めた。

 

 


『仕事で大切なことは

 すべて

 尼崎の

 小さな本屋で学んだ』

 


素晴しかった!


 

実在する書店をモデルにした

ノンフィクションと小説がミックスされている

すごく面白い構成で、

3時間ほどで、おもしろすぎて、

一気に読んでしまった。

 

終わってしまうのが、もったいなくて、

この続きもずっと読んでいたいくらいの

面白いさ。

 

 

何がよかったかというと、

たくさんあるけど、

 

1、店主の小林由美子さんの人生エピソード

(「「経済学であり、ラブストーリー」と

どこかで聞いたけど、その通り!)

 

2、主人公の出版取次の新入社員の女の子の成長

 

3、主人公と小林さんのまわりの人のぬくもり

 

4、出版業界の裏話(取り次ぎと書店さん、読者のつながり)

 

5、『百年文庫』など面白い本の紹介の数々

 

 

本っていいなあ。

 

人っていいなあ。

 

ぬくもりっていいなあ。

 

 

そして、由美子さんの

「仕事に対するていねいな情熱」

に感化され、

 

仕事っていいなあ。

 

生きるっていいなあ。

 

そんなことを感じ入る

穏やかな読後感。

 

 

言葉って、

どんな文字が並んでいるかが

重要なんじゃない。

 

どんな人生を生きてきた人が、

どんなエネルギーで言うかによって、

届く深さが全然違う。

 
 

主人公の理香が

自分の強みを探しているとき、

 

 

小林さんが、主人公・理香にいった一言。

 

「弱みと思っていることが、一番の強みなんや」

 

が、とてもとてもよかった。

よく聞く言葉で、何度も、

自分自身にもあてはめて考えたことあったけど、

今までで一番、深いところにストンと入った。

 

 

 

モデルとなった、

小林書店の小林由美子さん

 

著者の

川上徹也さん

 

出版社の

ポプラ舎さん

 

すてきな本を

ありがとうございました。

 

 

とってもとってもオススメです!

 

 

 

 

 

 

 

 

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