おはようございます。
アラスカに向けて
出国１時間前です。
１２年ぶりのアラスカ。
ドキドキしています。
（１２年前に旅した時のアラスカの写真）
「どうして、沖縄に住んでいるみちさんがアラスカへ？」
と思っているあなたへ。
その理由をお伝えする前に、
ひとりの女性のお話を紹介させてください。
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東京の出版社で働く
若い女性編集者がいました。
彼女は、スローライフな雑誌を創りながらも、
毎晩遅くまで仕事をしていて、
終電で満員電車に乗って帰るという毎日で、
心も身体も疲れ果てていました。
自然が大好きで、
本当は自然の中で物書きをしたいと思っていた彼女にとって、
東京での生活は苦しく、
そんな時、電車の中で彼女はいつも
クジラやイルカの鳴き声が収録されていた音楽を聴いていました。
野生動物の声を聴いて自然と繋がることで、
心身のバランスをとっていたのです。
そんな彼女を見て、友達は言いました。
「病気じゃないの？」と。
でも、彼女は自分が病気とは思っていませんでした。
なぜなら、彼女には心の支えとなる言葉があったからです。
それは、アラスカに生きた写真家・星野道夫さんのこんな言葉でした。
「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、
もうひとつの時間が、確実に、
ゆったりと流れている。、
日々の暮らしの中で、
心の片隅にそのことを意識できるかどうか、
それは天と地の差ほど大きい。」（『旅をする木』）
私たち人間がせわしなく暮らしている中で、
アラスカのクジラはジャンプをして、
ハワイのイルカたちは泳いでいて、
沖縄の熱帯魚たちは、追いかけっこをしている。
そんな大自然のリズム、流れを意識しながら、
暮らすことにこそ、
とても大切な、豊かな何かがあると思っていたのでした。
その後、彼女は東京での編集者生活にピリオドをつけ、
大失恋のあと、１ヶ月間、アラスカを旅し、
その後、沖縄に移住しました。
今は、海辺の家で絵本作家として暮らしています。
バルコニーからは夕陽が落ちる海が広がり、
毎年冬には、アラスカから子育てのために、
沖縄の海へザトウクジラがやってきます。
彼女は、ザトウクジラが泳ぐ沖縄の海を
アラスカを想いながら眺めているのでした。
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はい、お気づきになった方も多いと思います。
その女性とは、私のことです♪
私の辛く苦しかった都会での
編集者修行時代を支えてくれていたのは、
アラスカの大地でした。
それがなぜアラスカだったのか、
という話を、また次回にお話したいと思います。
私の主宰しているビーチ瞑想で、
（詳しくは → https://www.akokuro.com/ビーチ瞑想/）
多くの方が、本来の自分に戻り、涙を流されます。
それはですね、人間の営みとは別の
悠久なる大自然の時間の中に身を置くことが
とても大きなポイントです。
「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、
もうひとつの（大自然の悠久なる）時間が、
確実に、ゆったりと流れている。、
日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、
それは天と地の差ほど大きい。」
あなたが見上げる空は、
今日はどんな表情をしていますか？
自然はいつも私たちにメッセージを送ってくれているとしたら、
今日の空は、あなたにどんなことを
語りかけてくれていると感じますか？
例えば、
「おはよう。今日もステキな一日にしようね。」
「ちょっと疲れているみたいだから、休めるときに休んでね。」
「to do listに追われているよ。
やるべきこと、やらなくてもいいことを取捨選択しようね」
「自分自身をいっぱいに愛してあげてね」
などなど。
空を見上げて、
自然が語りかけてくれる
メッセージに耳を澄ませてみてください。
それこそが、今日、あなたが最もするべき、
あなたからの大きなメッセージです。
ではでは、出国時間となりましたので、
行ってきます！
アラスカ紀行号外、続きは
アンカレッジについてになるかもしれません。
アラスカの写真とともに、お送りします。
ではでは、今日もステキな１日を。
みち
♪♪
（12年前に見上げた、フェアバンクスのオーロラ）
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