虐待のニュースを見ると、

本当に苦しくて苦しくて、たまらなくなり、

自分に何ができるだろう。

それを考えた結果、はじめたことが、

絵本を創ること、でした。

 

テレビはほとんど見ないんですが、

今朝、スマホにまたツライ虐待のニュースがぽんと表示され、

私は読みたくないけど、読んでしまった。

本当に悲しくて、辛くて、胸が張り裂けそうになって、号泣しました。

 

明日は石垣島で80人?の講演会を控えていて、

『おっぱいの贈り物』のリターン準備の真っ最中なんだけど、

ごめんなさい、その全てをいったん横に置いて、

 

私は、今、この詩を届けずにはいられない。

 

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「赤ちゃん」 浜文子 作

 

あわて者でもいい。

泣き虫でもいい。

手先が不器用でも

音痴でもかまわない。

 

もちろん人が振り向くほどの

美人である必要もない。

とりたてて特技がなくても

交渉な趣味も

噂に上るほどの博識も不要。

 

おまけに

学歴

職歴

賞罰

一切不問

 

そのままのあなたがいい。

そのままのあなたが好き。

赤ちゃんは、そう言いたくて

あなたに両手を伸ばしてくる。

 

(『お母さんと呼ばれるあなたへ』浜文子著 より)

 

 

 

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読んで、それぞれ、思うことがあると思います。

その感覚を大事にしてほしいんです。

忘れないでほしい。

 

子どもがダダをこねたり、無理を言われて

イライラすること。私にもあります。

そんな時、自分を律してくれる絵本や、

大切にしている言葉があると、

自分が本当に「大切にしたいこと」を

忘れずにいられます。

 

みんな、ひとりで生きないで、

友達や家族や、公共サービスや絵本に頼って、

いろんなものに頼って生きていってほしい。

私もどんどん頼っていこう、と改めて思った。

 

もう虐待のニュースを見たくない。

心は張り裂けそうになって、たまらないの。

 

 

子どもが幸せになるには、

親が幸せにならないと!

だから、私は、

大人も笑顔になる絵本を創る。

絵本と瞑想を通して、

大人の心がもっともっと楽になる時間を創る。

 

と、改めて思いました。

 

 

最後にもうひとつ、

浜先生の詩をご紹介します。

 

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「抱きなさい 子を』 浜文子 作 


抱きしめなさい 子を 
育児書を閉じ 

子育てセミナーを欠席し 


抱きしめなさい 子を 
誰にも遠慮せず 

あなたの子を しっかりと 
抱きしめなさい 


抱きしめなさい 子を 
母の膝が 子どもの愁いの 
すべてを除く その時代に 


いつか母の膝は 
子の悲しみに近づけない日がやって来る 
やがて母の手が 
子の涙を拭いてやれない日が訪れる 


きっと来る その日 
子が涙を拭う手に 
柔らかな記憶の手が重なるように 
痛む子の心が 
温かな思い出の膝に包まれるように 


母よ 抱きしめなさい 子を 
もう何もしてやれない日のために 
抱きしめる手が 

子の未来に届くよう 
幾度も 幾度も 抱きしめなさい 


母たちよ 
やがて別れる者として 
あなたの子を 

しっかり胸に 

抱きなさい
 

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今日はね、白血病で亡くなった兄の命日なんです。

34回忌。

 

 

私たちの今日は、

兄がどうしても生きたかった1日。

父と母が、どうしても生きてほしかった1日。

 

今ある命を、

今ある今日という日を

本当に大切に。

 

できることは。

笑って、

抱きしめることから。

 

それだけでいい。

 

今日も素敵な一日を。

 

みち

 

 

 

 

『お母さんと呼ばれるあなたへ』 浜文子著

https://www.amazon.co.jp/お母さんと呼ばれるあなたへ-浜-文子/dp/4651710530

 

 

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