7月のアートベースのテーマは、自分たちの町を3Dでつくる、というものでした。
3~7歳の子供たちが参加しました。
もう何度も参加している子供たちは、絵具の出し方も大胆。
以前は、絵具出してください、って言ってた子どもたちですが、
もう勝手に、どんどん業務用サイズのチューブからグニュー と大量にだして、
おおきなはけで色をあわせて、練る 練る 練る 練る。
以前は、取り組むまでに時間が少し必要で、みんながやっているのを見てから参加していた子どもが、さいっしょから、どんどん作業にジャンプインしていたり、
マジックで、細かくきっちり描きこむスタイルをずっと追求していた子が、
今日は、大きなローラーやはけで、画面におおきくざばーん と色を広げていく様子があり、
何かこの子は、自分の中の殻をやぶったんだな、というか
自分の持っているカラー、というか 生きている領域が、 ばーん と広がったんだろうな、
と思わせられるような、
アートに対する取り組み、アートに対する子どもたちの気持ちの変化が見られました。
私は、深層心理を音楽や色で扱っていくというのが専門の療法士なので、
ついつい、心理的な視点からもとらえていくのですが、
アートの世界で体験した内的な変化、
というのは、
計算式のように予測できる変化や答え という変化が大きく見える場合もあるし、
見えない場合もあるけれど、
確実に、その人の中の価値観とか、世界感に変化をもたらしている、と信じています。
町を3Dで作る、ということで
食器やワインなどを薄紙で包んで、それに窓やドアなど書いたり、色をつけて建物にしていきました。
そして、予想外に盛り上がっていたのは、粘土を丸めて、大量にパレットに広げた絵具の上でコロコロさせて、色団子をつくること。 なので、両手がまっさお、 とか、 真っ赤 とか、すっごいことになっている子がたくさん。
マッチ絵具は、一般的に出回っているものと比べて、毒性がないので、皮膚を絵具でデロデロに染めても、心配しなくていいのも、うれしいところ。
今回の子供たちは、もう腕まで 膝まで絵具がついている子が多くて、
シンクでは到底無理、シャワーで洗い石鹸つけてごしごし洗い流し、
なんだか、自然と 夏~ な感じのクラスにもなりました。
以下、セッションの様子。
まず、みんなで町にはどんなものがあるか話し合います。
結構、真面目にアイデア出してました。
コンビニ! 船! スカイツリー!
漢字 (← 一応真面目に言っている。まぁ、たしかに看板とか、町を歩いてたら漢字はあるけれど。)異年齢がゆえに、グループダイナミックスも複雑。 でも、そういうところから、社会性というか、人とどうかかわっていくか、というのを理屈でなく学んでいく。

さりげなく、天井からつるしておいたボール。
床にしいた紙だけでなく、3Dを意識してほしいから、おいてみた。
さっそく、子どもたちが、これは一体なに? という話になる。
太陽! 月! 雲! 制作の過程では、紙がまきつけられ、色が塗られ、紙が破れ、剥げて、また誰かが紙を足す、という、面白い位置づけでした。

粘土を薄くのばして、食器を包んで、船 であり、車であり。

そして、これは、色粘土団子。

次回は8月18日。
どこかに出かけたときに出会った風景や、事柄を、
バネや厚紙などをつかって、ちょっと立体的で、絵の一部が動く作品作りを提案しようと思っています。
でわまた!