12作品目です





『世界が終わる何秒か前に』


世界の終わりはあっけなかった
そう誰も気付かないくらいに……

世界が終わる何秒か前に
彼は大切な人を失った
死後の世界でいつまでも悔やむのかな
また会えると安堵するのだろうか

世界が終わる何秒か前に
彼女は涙を流していた
死ぬときは笑顔で逝きたいと言っていた
泣いて終わって逆に笑いとばせばいい

世界が終わる何秒か前に
君は僕と一緒にいなかった
君は僕の為に悲しんでくれるのかな
それとも別に何とも思わないのかな

世界が終わる何秒か前に
僕は…何してたっけな
思い出せない何も覚えてないんだ
何でだろう…でも君に会いたかった

World end.
Life after death...

世界が終わり何秒か後に
彼は大切な人を探していた
ずっと後悔しないように必死に走る
また会えるように心から願うよ

世界が終わり何秒か後に
彼女は泣くほど笑っていた
終わりが涙で終わるなんてなんてね
それで良いよ心おきなく笑えばいい

世界が終わり何秒か後に
君は僕を探してるのかな
君にとって大切な人でいたかった
僕の為に涙は流してくれるかな

世界が終わり何秒か後に
僕は君を必死に求めた
思いだそうとしても君が出てくるんだ
早く僕を安心させてほしいんだ

World end.
Life after death...

彼は大切な人に会えただろうか
彼女はまだ笑ってるのだろうか
君は今何をしているのだろうか
僕は前何をしていたのだろうか

何かひどく疲れたな
体が休みを求めている
あ、やっと思い出した
君にまだ会えてないけど



「おやすみなさい」





2009.7/26
自作歌詞11作品目です





『Good Night』


あれから何年経ったのだろう
ここは出口のない暗闇
黒が五感を奪い去る
ただ光を求めていた

最後の記憶を手操ってみる
君と笑っていたっけ
その先が思い出せないんだ
ただ闇に手を仰いだ


何故だろう
なんだかとても疲れたんだ
もうおやすみ……
深い眠りの底についた




あれから何年経ったのだろう
変わらない暗闇の中で
微かな…そう何かを感じた
これはただの気のせい?

それは段々大きくなっていく
変わらない暗闇の中で
僅かな…そう希望を感じた
またあの日々に戻れる?


何故だろう
なんだかとても懐かしいんだ
でもおやすみ……
眠りの浅瀬を泳いだ




あれから何年経ったのだろう
懐かしい音が…音が聞こえる
いつかこんな歌唄ったっけ
口遊んだ気がした

記憶の枝が繋がってくようだ
僕を呼ぶ声が…声が聞こえる
こんな風に呼ばれてたっけ
微笑んだ気がした


眼が…開いた気がした



気付いたら知らない場所
久しぶりの光が眩しくて
顔を両手で思わず覆う
手は何故だか濡れていた

それに気付いたのは少し後
みんなが涙を流している
声にもならない声が
部屋中に響きわたった


何故だろう
涙が溢れて止まらないんだ
またおやすみ……
幸せそうに眠りについた





2009.7/21
自作歌詞10作品目です





『ただ願っていた』


いつも顔色伺って
相手の気分を伺って


「何か疲れた」


自分の存在疑って
いつしか全てを疑って


「もう嫌なんだ」


そんな自分に嫌気が差して
あれから心に影が射して
ナイフでいっそのこともう刺して


もう治りそうにない
たくさん出来た傷跡
心の奥深く 闇
誰にも見えない
誰にも見えない


自分の視界を遮って
周りの目線を遮って


「見られたくない」


誰かに会うのを怖がって
明日が来るのを怖がって


「隠れていたい」


灰色の空憂いで哭いて
死にゆく鳥は一匹鳴いて
震える僕は一人泣いて


もう直りそうにない
いつからか壊れた日々
救いを求める 言葉
誰にも言えない
誰にも言えない


堕ちていった僕は独り
また独り塞ぎこんで


願っていた
いなくなる日を
願っていた
空が閉じる日を
願っていた
世界の終わりを
願っていた
命の終わりを


だけど心は痛んで
それが望みではなくて
涙が溢れてきて
本当は誰よりも


願っていた
笑いあう日を
願っていた
輝く空を
願っていた
人との繋がりを
願っていた
普通すぎる日々を


ただ願っていた





2009.7/18