4:ポンピドゥー・センター | artaholic 2

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浜っ子美大生による、気ままなアートの毎日。

ジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター
2012.8.30
名称:Centre Pompidou
場所:フランス パリ
開館:1977年
最寄り駅:ランビュトー駅
入館料:無料(ヨーロッパ(イギリス)の学生証提示)



美術館全体の印象

近代芸術に関する複合施設(国立近代美術館、産業創造センター、音響音楽研究所IRCAM、公共図書館)として1977年に開館した。むき出しのパイプとガラスで覆われて、近代的でスマートな外観である。外側にエスカレーターが設置されており、最上階ではパリ市街全体を見ることが出来るため、観光スポットとしても人気なようだ。今回は近代美術館のみ入館した。時間の関係で流し見程度しか出来なかったのが残念だが、所謂”ホワイトキューブ”的な展示室になっており、規則的な構造なため、どこに行っても同じ展示室で少々飽きてしまった。



作品全体の印象

近代芸術の作品が多く、絵画だけでなく立体物など様々な種類の作品が展示されている。ほとんどが白い壁で作られた展示室のため、作品そのものの色がはっきりと見てとることが出来る。近代作品の収集で有名なNYのMOMAに比べると、そこまで有名な作品があるようには見えなかったが、手頃な作品量と広い展示室のおかげで、ゆったりと作品を観ることが出来た。


作品ごとの印象

・ アルルカン(アルルカンに扮する画家サルバドール)<パブロ・ピカソ> 1923  130×97cm 油彩・画布
ほとんどを線で表現(線を重ねて描いている。一部はベタ塗り)している作品。立体感は影を黒など濃い色で表現しているためにわかるが、オランジェリーにあった作品と似てリアリティのない、不自然な作品であった。これも年代的にみて、彼の作風が変化していく段階の作品であったのかもしれない。

・ エッフェル塔の新郎新婦<マルク・シャガール>1938-39
148×145cm 油彩・画布
照明のせいで暗い印象を受けたが、結婚式当日の幸せな雰囲気がカラフルな色合いによって美しく表現されている。シャガールの作品は数多くの作品に妻ベラとの日常を描いている。きっとこの作品も、彼女との思い出の一つとして描いていたのではないだろうか。