ほんとうにめまぐるしい一週間。ニコルの講演会も無事終わり、本も即売で良く売れた。ニコルの話しを聞いた人はみんな感激する。彼の人間的魅力に心動かされるのだろう。
あまりに忙しかったのは、金曜が休みで、4日間で5日分の仕事をしたからか?普通の人は、歳とともに暇に、仕事が楽になって行くのだろうけれど、自分は反対に、どんどん忙しくなる。人から何か頼まれると断ることができない性格のせいなのか?
ふだん、会合でお酒を飲んだ日以外は、クルマを運転して家に帰ることにしている。週に3日くらいだろうか。たいていは、12時を回っている。遅いと、3時くらいの時もある。
吉祥寺の家まで夜中だと30分くらい。頭がしびれるように疲れていて、仕事のことをなんとか頭から離すために、必ず音楽を聴く。仕事の頭をそのまま家に持ち帰ると、なかなかうまく眠りにつけない。
結構、幅広いジャンルの曲が車のサーバーにとり込んである。加藤和彦が死んだ時は、すこしつらくなって、70年代のフォークやポップスをひたすら聴いた。 中学の頃に毎日聴いていたコニ―フランシスの曲を聴きまくった時期もある。中学生のころは、コニーフランシスが好きで好きで仕方がなかったのだ。いま思い出すと、なんとなく笑ってしまうけれど・・・・・。
しかし、懐かしの「はやり歌」は、聴きすぎると飽きが来る。飽きずに聴けるのは、やはりクラシックとシャンソンかな。シャンソンは学生時代からフランスの古いシャンソンや金子由香利さんの歌が好きだった。大学1年のとき友人たちが金子さんを三田祭に招んだので、自分は大教室でかぶりつきで聴いた。それ以来、熱狂的ファンになった。なんと魅力的だったことか。「巴里の屋根の下」「アデュー」「サンジャンの恋人」・・・・・・。何度聞いたかしれない。彼女のシャンソンをきいているとなぜか切ない気分になる。
でも、疲れをいやすのにいちばんよく聞くのはショパンのピアノ曲。モーツアルトも聴くけれど、若い時のように、シンフォ二ーや賑やかな曲はもう聴かない。ピアノ曲と静かな弦楽曲だけだ。
先日、モーツアルトの弦楽四重奏曲を聴きながら帰って、ちょっと不思議な経験をした。(つづく)