いつもありがとうございます。油彩画家の柳澤多恵です
前回の続きです
奈良當麻寺から二上山を越え故郷藤井寺古市古墳群へ
奈良側から見ると左が低い左が雌岳、右が雄岳
大阪側は逆で右が高い津堂城山古墳からの二上山
奈良から見て日の沈む二上山の向こうは極楽浄土であり太陽の道であり
ゆえに大阪側は古墳=お墓だらけです
ナビが古墳だらけになるので帰ってきた感が
右の大きな古墳は日本で2番目に大きい応神天皇陵です
描いてきた故郷藤井寺の実家横の津堂城山古墳はいまだ主がわからない古墳で
神功皇后の旦那さまや応神天皇のお父さんの世代の古墳なので、ここの歴史が紐解けたら日本の歴史が全て紐解けるであろう古墳です
大王級の古墳ですが入れるので、小さい頃からの遊び場で
津堂城山古墳の主が知りたいが為に歴史を調べ始め、描き始めて早30年
誰の古墳か目星しはついてきたのですが、新たな?が増え今回の帰省でも主探しの旅をしたのでまた書きます
夏休みと冬休みにしか帰省できないので、春の古墳はいつぶりか
春の芽吹きが美しかったです
弾丸一人帰省でしたので、早々に古墳の主に別れを告げ、立つ日の午前中に葛井寺へ
お練りの時期ははちょうど藤の季節だった!両方見れるなんて
満開
藤の香が風と共に広がり
今描いている葛井寺の二十五菩薩の絵の世界を垣間見た
白藤
境内には人が沢山
東京に戻り、記憶が残るうちに阿弥陀如来さまのお顔を描き直し
風に舞う紫白の藤を描き足す
今回の帰省は、散華の打ち合わせもあったのですが、葛井寺二十五菩薩クラウドファンディング返礼品の散華に阿弥陀三尊と千手観音、和泉二上曼荼羅の5点が使用されることとなりました
故郷を描き続けてきましたが
有り難きお心とご縁にただただ感謝です
◇今後の展示予定◇
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