いつもありがとうございます。油彩画家の柳澤多恵です
昨日は故郷二上山の麓、當麻寺では練り供養でした。
雨との予報に、数年前の大変だったという話を思い出しながら。
呼吸を合わせ、額装。
F50号油彩額。箱から出すのも一苦労でしたが、額装した後見上げて。
感無量。
故郷の為に描いた二上當麻蓮曼荼羅。
蓮糸や二上山から繋がった故郷の方々との出逢い、ご縁が走馬灯のように流れた。
蓮糸で織られたという當麻曼荼羅。
たまたま越した先の東京に蓮糸を加工する施設、藕絲館があり。
當麻寺横のギャラリーらしいさんの方と共に藕絲館に通い、蓮茎の加工を学び、故郷の方々にも見せたいと奮闘した日々。
蓮茎を乾燥させてつくる茄糸カシ。生糸は藕絲グウシと言います。
2014年當麻での個展時に故郷の方々にも見せたいという一心で東京から二人で運びました。
2014年個展時、蓮糸依り体験会。皆様に実際に触れて頂けました。
そしてギャラリーらしいさんの姫こと川畑知子さんが地元でも作れるように試行錯誤し。
當麻寺の蓮池の蓮から取れた茄糸、第一号が完成。
何十本もある中から取れた奇跡の一本を送って下さり。
ちょうど當麻曼荼羅製作中でした。
そして、当時の観音菩薩様と勢至菩薩様の方が練り供養時に腕に身につけて下さりました。
フルート奏者の田畑裕美さんとは2014年個展ぶりの再会です。
この時、私の為にふるさとの曲を演奏して下さりました。
当日は舞の井口理惠さんと共に、ふるさとに合わせて想いを込めて舞います。
絹糸の町で育ち、空海にもご縁深い方。いろは歌が生まれた當麻寺で共に奉納できるとはで。
脈々と続くご縁が繋がり今に至ります。
そして、昨日、今日と岩手のイベント『オンコロロ』に出展させて頂いていたのですが、岩手新聞に取り上げられたと(;_;)🌸
練り供養と共に届いた知らせに、感謝が込み上げました。
岩手の皆々様、本当にありがとうございました
次回は4月23日、24日さくらクラフテリアin岩手県花巻市に出展します。
夕刻。
練り供養が終わった頃かなぁ?と西の空を見上げれば。
久しぶりのヌシ様!
圧巻パワー
故郷近畿に行く日を楽しみにしています。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)