こんにちは、れもんです。

今回は、チェコ(プラハ市内)の公共交通機関の乗り方を紹介します!

🎫チケットについて
市営バス、地下鉄(メトロ)、トラム(日本でいう路面電車)はいずれも公共交通機関なので、
チケットは共通です。🚃
日本と比べると、これは便利ですね!

乗り換えも楽々です。
しかしここで、
日本とは大きく異なる点がひとつ!
それは、
チケットの金額は移動距離ではなく、
チケットに打刻してからの有効時間で決まること!

日本の感覚だとなかなか慣れないのですが、
ヨーロッパでは一般的なようです。
なので、
チケットの打刻し忘れにご注意ください!!⚠️
罰金を取られることになります。
また、所定の時間が経過しても無効になるので要注意です。
チェコ(プラハ)の打刻機はこちら!
鮮やかな黄色がトレードマークです!

ここにチケットを差し込んで、
乗車時刻を打刻します。
地下鉄や電車の場合は乗り場の入り口〜ホームまでの間に、
トラムやバスの場合は車内に打刻機があります。
※時々、抜き打ちでチケットを確認する検札官(私服警官みたいな人)が駅や乗り物内に現れます。👮
その時チケットを持っていなかったり、
打刻していないor時間切れのチケットだと、
高額の罰金を払うことになるのでご注意を!



(約1000Kč= 約 6,387円から。
払わないとどんどん加算されていきます)
検札官は、先に公式バッジを見せてきます。
稀になりすましもいるそうなので、気をつけてくださいね。


アプリで購入した電子チケットの場合、
乗る前にチケットをアクティベート(有効化)する必要があります。
アクティベートには1分ほどかかるのですが、
電車に乗ってから(あるいは乗る直前に)アクティベートをしてしまい、
その間に検札官に捕まる事例があります。

その場合も罰金を払うことになるので、
アクティベートは必ず早めにしておきましょう!
特に地下鉄(メトロ)では、
エスカレーター手前の打刻機が並ぶエリアの手前でアクティベートを完全に済ませておく必要があるので要注意です!
そして、捕まった場合は素直に罰金を支払うようにしましょう。

抵抗すると警察を呼ばれたり、
パスポート情報を控えられたり、
その後のシェンゲン内への入国に差し支える、
といった事態になりかねませんので…。

紙のチケットと電子チケットの2種類があります。
電子チケットは、
ネットがあればいつでもどこでも購入でき、
使用するタイミングでアクティベート(有効化)でき、おすすめです!

※専用のスマホアプリもあります。
詳しい使い方は記事後半にて記載します。



(紙のチケットを利用する場合)
紙のチケットの場合は、
①チケット購入
②打刻機で乗車開始時刻を打刻
③乗車
④降車
という流れになります。
①チケットの購入
写真のような券売機が各交通機関の駅に設置されているので、こちらで購入します。
その場合は車内の小さな券売機で買います。
言語は英語、チェコ語、ドイツ語、ロシア語から選べます。
希望の有効時間を選びます。
※大きい荷物がある場合、20Kč= 約130円の別料金が必要との情報も。(右端のボタン)
知らない人の方が多いルールで、私も詳しくないのですが、念の為共有しておきます。
チケットを入手したら、打刻しましょう。
こちらはバスやトラム内の券売機。
タッチのカード専用なのでご注意を。

(現金や差し込むタイプのクレジットカードは使用不可)
料金は距離ではなく乗車時間で決まるので、
前もって目的地までどれくらいかかるか調べてから購入しましょう。

※時間ごとの料金の目安(2024年時点)
30分 30czK
90分 40czk
24時間 120czk
72時間 330czk
料金は変更になることがありますので、
あくまでも目安としてご利用ください。

乗車時間を調べてチケットを買うのが面倒…。
という方は、24時間のチケットを購入するのもおすすめです!
時間を気にせず乗れる&24時間地下鉄、バス、トラムが乗り放題なので、
観光に集中できて楽ですよ。



可愛いトラムのイラスト

②打刻機で乗車開始時刻の打刻
バスやトラムの場合は車内に、
地下鉄や電車の場合は券売機〜ホーム間に打刻機が設置されています。
地下鉄の入り口前にずらりと並ぶ打刻機

チケットの打刻部(端の空欄部分)を打刻機に挿入すると、時刻がチケットに打刻されます。
右端に空欄があるので、
ここに打刻しましょう。

参考: 打刻済みのチケット。
右端の少し色が違うエリアに、
日時が打刻されていますね!

③乗車/降車
チケットの打刻まで完了したら、あとは乗車するだけ!
プラハの地下鉄のホーム

次の電車が来るまでの時間が、電光掲示板に表示されています。
運転手によっては、ボタンを押さないとドアを開けてくれないことが!

トラムの開閉ボタン

特にバスやトラムでは、
ボタンを押さないと開けてくれず、
乗れないこともあります…。

初めてバスに乗ったとき、そのことを知らず、
バス停に置いていかれました。
笑

※複数線共通の停留所なので、他のバスに乗る客だと勘違いされたのかも。
乗車時も、モタモタしていると置いていかれます。笑
降車時も同様に、ドアやドア近くにある緑色のボタンを押しましょう。
バスは特に、
降りるバス停につく前に「STOP」ボタンを押さないと停車せず通過しまいます。

日本のように全ての座席近くに降車ボタンがあるわけではないので、
ボタンの場所を先に確認しておきましょう。

(電子チケットを利用する場合)
※長期短期滞在者向け
電子チケットの場合は、
①アプリインストール(初回のみ)
②チケット購入
③アクティベート
④乗車
⑤降車
という流れになります。
①アプリのインストールと登録
PID LÍTAČKAというアプリが便利です。



(Google play, App storeともに対応)
言語の設定は、
チェコ語→英語に変更すると便利です。
※日本語には対応していません

❶「Další」をタップ
❷「Jazyk」をタップ
❸「English」をタップ
②電子チケットの購入とアクティベート
チケットの購入は簡単です!

言語設定を英語にしたうえで、
❶Ticketsをタップ
❷Buy a ticketをタップ
❸買いたいチケットをタップ (大人はAdult)
❹支払い方法を選択し購入する
これで購入できます。

③アクティベート
乗る前にアクティベート(有効化)します。
こちらも時間制なのでご注意を。

④乗車
⑤降車
乗車時と同様に、ボタンを押して降りましょう。
ちなみに、私はアプリの1年有効のパス(定期券)を購入しています。
プラハ市内の公共交通機関が乗り放題なので、
駐在等で長く住む人にはこちらがおすすめです。



以上、
プラハの交通機関の乗り方でした!

慣れると電子チケットが楽で便利ですよ。

打刻やアクティベートは、
必ず早めに済ませましょうね!

今回もお読みいただき、
ありがとうございました。


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