日曜日にフリーマーケットに出店した。会場に到着する。

時々パラパラ雨がちらつく、風も強い。

車から売る物を会場に何度も足を運ぶ。

風に飛ばされそうになりなるのを気をつけながら。1人なので結構大変。


場所は入り口に近い方だった。

開始前の準備をしている時から、売れ始めた。


​フリーマーケット会場にて。


目的は断捨離の一貫。

売り上げより使わない物を人に喜んで使ってもらい、かつ売る方も買う方も楽しめたらといった感じ。

10円、50円、100円、300円がメイン。バザー並み。

円安だあら外人さんが見たら、全部買いたくなるような値段。車でわざわざこなくては行けない場所だから、来れないけど。


何日も準備が大変だったわりに、終了まで3時間での最終の売り上げは4250円。



自宅での出店準備中の写真。



お客さんとのやりとりが楽しかった。

売れていないテニスラケットを見たお客さんとテニスの話。

額にいれた曙の手形を見た方と相撲の話。

何度も見に来て買ってくれる人。

話しかけてきて、なにかご縁だからと買っていく人。

ただ見ている人。話しかけてくるだけの人。

「無料 さしあげます」の箱に入れてある物を一言言って持っていく人。


いろんな人がいて、普段できない経験ができた。

いつもと違う私がそこにはいた。



話はフリーマーケットから離れ、2週間位前に遡る。

今までつけていた数十札の家計簿日記も、嵩張るので断捨離することにした。

しかし、そのままそっくりは捨てられない。

下の余白につけていた日記の部分だけ

ハサミで切り取り、穴をあけホチキスでとめていった。

日記を読むと若く元気だった亡夫や愛件が登場している。じわっときそうになる。もっと、亡夫や愛犬のことを書いておけば良かったと思った。


断捨離をしていて思う。

私が本当に残したいものは、欲しいと思って集めた「物」ではないんだなあと。

愛する人たちと過ごした時間、追憶の日々なのかもしれない。