大学時代の親友が亡くなったと娘さんから連絡があった。

親友とやりとりしていたラインから。


読んだ瞬間から号泣して涙がとらまらい。

彼女の名前を叫んだり話しかけていた。

彼女が聴いてくれるような気がした。


クリスマスにラインでクリスマスカードで送っていた。

その時、体調が悪くて入院していると言っていた。


郵便でクリスマスカードも送っていることも伝えた。

20曲位はいっていたので、聴いてほしかった。


「素敵な動画ありがとう

クリスマスカードも楽しみにしてるね

実は今入院していて、体調は良くないんだ

くーちゃんも寒い日が続くので、体にはお気をつけてね😃

彼女は明るく言っていた。

まだまだ大丈夫だと思っていた。


それが彼女との最後になってしまった。


いつも思う。

あの時、ああしてあげていたらよかったと。

もっとたくさん話をしたかった。

彼女をもっと気にかけてあげたらよかった。

彼女はいつも私の人生の中にいてくれた。

嬉しい時、悲しい時、寂しい時。いつも。


遠方に住んでいるから、なかなか会えなかった。

だけど、ずっと心がつながっていた。


悲しくて悲しくてたまらない。


知らせてくれた娘さんに親友との思い出や感謝をラインで送らせてもらった。

ただのご愁傷様とか、ありきたりの文面なんかでは悲しみも感謝の気持ちも伝えられない。


主人が亡くなった時、生前の思い出を語ってもらえてありがたかった。

ご主人がどれほど悲しんでいるだろう。


クリスマスカードを棺に入れてもらえることになった。

天国にいる彼女に届いてほしい。


生前彼女に、私に何かしてほしいことがある?と聞いた。

少しためらってから、彼女は言った。

私の描いた絵が欲しいと。


なのに、結局、渡せなかった。

描いてみたものの、納得のいく絵が描けなかった。

下手でもいいから、贈ればよかった。


こういう時、いっしょに悲しみを分かち合える友達がいるのがありがたい。

私と違い、しっかりしている。

お香典を送ることも気がつかせてくれた。


震災のころだったと思う。

あの頃、日々気持ちが暗かった。

その日のいいことを見つけて、短歌や日記にして交換しあった。

彼女から提案だったように思う。

そのときも彼女は闘病生活をしていた。


またいいこと日記みたいなことはじめようかな。

日常の中から見つけて。


今年の抱負

一期一会を大切にしていきたい