誰に、何を提供したいかを絞り込む。 | 行政書士資格者のための、最小リスク開業術

行政書士資格者のための、最小リスク開業術

現役行政書士で、1年で年収を3000万円アップさせた元医療法人理事が、行政書士資格者に向けて、”顧客が押し寄せてから開業するための方法”を、わかりやすくお伝えするブログです。

 行政書士資格者に、最小リスクで独立・開業する方法を教える

 

 行政書士・独立開業コーチの三國雅洋です。

 

 

 

 バリュー・プロポジションを発見する上で、

 

 必要となるのが、顧客の明確化です。

 

 

 

 私は、ターゲットという言葉は嫌いです。

 

 顧客はターゲット(標的)ではありません。

 

 顧客は人です。

 

 特に私達、法律家は、顧客は人であることを忘れてはいけません。

 

 

 

 では、どうやって顧客を明確化するのか、です。

 

 それは、あなたが提供できる価値を棚卸しすることによって、始まります。

 

 私は誰か、私は何を知っているか、私は誰を知っているか、を書き出すのです。

 

 この3つの質問は、サラス・D・サラスバシという教授が、

 

 起業を何度も成功させている起業家を分析して発見した、

 

 連続起業家が起業をするときに自分に問う3つの質問です。

 

(1)私は誰か?

 

(2)私は何を知っているか?

 

(3)私は誰を知っているか?

 

 

 

 たとえば、あなたが会社でずっと経理をしてきて、

 

 行政書士資格を取得したなら、

 

 たとえば会計業務を専門に行う行政書士となるかもしれません。

 

 

 

 もしくは、少額債権を自分で回収する方法を教える行政書士というのも、あるでしょう。

 

 もちろん、会計業務については税理士・会計士などの他の業種がたくさんありますし、

 

 少額債券については司法書士・弁護士などの業務となりますが、

 

 自分で回収できるように指導できるのであれば、行政書士としての強みがあります。

 

  

 

 もしくは、あなたがプログラミングをしていて、

 

 行政書士を取得したなら、

 

 プログラミングに関する契約書を専門に作る行政書士になることもできます。

 

 契約書作成には、その業界のルールを知っていることが強みになりますし、

 

 そもそも専門用語が通じない相手に、契約書を説明するのは大変です。

 

 

 

 もちろん、これは顧客を明確化するときの例にすぎません。

 

 このようにして、顧客対象を明確化したあとに、

 

 また、バリュー・プロポジションは何かを考えることで、

 

 顧客が求めていて、他社には提供できないが、

 

 自分には提供できる価値が明確になるのです。