まずはバリュー・プロポジションを発見する。 | 行政書士資格者のための、最小リスク開業術

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現役行政書士で、1年で年収を3000万円アップさせた元医療法人理事が、行政書士資格者に向けて、”顧客が押し寄せてから開業するための方法”を、わかりやすくお伝えするブログです。

 行政書士資格者に、最小リスクで独立・開業する方法を教える

 

 行政書士・独立開業コーチの三國雅洋です。

 

 

 

 行政書士の独立開業で、一番最初に考えるべきは、

 

 バリュー・プロポジションです。

 

 

 

 バリュー・プロポジションとは、

 

「自社が提供できて、他社は提供できない、顧客が望んでいる価値」のことです。

 このバリュープロポジションの発見が、

 

 独立開業をする出発点です。

 

 

 

 バリュー・プロポジションでは、価値を3つの側面から見ます。

 

1 自社が提供できる価値は何か?

2 他者が提供できる価値は何か?

3 顧客が望んでいる価値は何か?

 

 これにより、

「他社は提供できないけれど、自社は提供できる、顧客が望んでいる価値」が、

 分かります。

 

 

 このような価値を提供すると、

 

 顧客は「これを待っていた!」と言ってくれるでしょう。

 どれか1つが欠けても、足りません。
 

 

 

 最近、リアル書店で、

 

 本の中身を読めないようにする店が増えました。

 

 

 

 しかし、これは

 

 リアル書店のバリュー・プロポジションから外れた施策です。

 

 リアル書店のバリュー・プロポジションを考えてみましょう。

 

 

 

1 リアル書店が提供できる価値は何か?
  
2 ネット書店が提供できる価値は何か?

3 顧客が望んでいる価値は何か?

 

 

 

 リアル書店が提供できる価値としては、さまざまなものがあります。

 

 たとえば、次のようなものがあるでしょう。

 

・おすすめ本の紹介

 

・話題の本の紹介

 

・本の中身をすぐに確認できること

 

 

 

 この中で、本の中身をすぐに確認できることについては、

 

 電子書籍はまだまだです。

 

 

 

 実物の本をめくるのと、

 

 電子書籍で本をめくるのでは、

 

 圧倒的なスピードの差があります。

 

 

 

 ですから、リアル書店で本を読めないようにするのは、

 

 わざわざ自分達にしか提供できない強みを捨てるようなものです。

 

 

 

 こういう失敗をしないためにも、

 

 バリュー・プロポジションを意識しましょう。


「自社が提供できて、他社は提供できない、顧客が望んでいる価値」を探すのです。