東京大空襲 1,
悪魔の鳥がやってきた
1945年3月10日午前零時すぎ、アメリカの超大型戦略爆撃機B29が東京の空に現れた。その数325機。目的は東京都民を皆殺しにするホロコースト(大量虐殺・皆殺し)であった。
これは周到に準備された東京大空爆で(日本から見れば大空襲)わずか2時間の間に、約10万人の都民が焼き殺された。東京大空襲は死んであたりまえ、生残ったのは奇蹟に近かった。
それから75年が過ぎた今、生残った人間のおおくは亡くなっている。私は奇蹟的に生残った人間として、このホロコースト東京大空襲を、戦争を知らない人達に語り伝えている。
東京大空襲 2、下の絵は、3月10日の朝、焼け跡に立つ子供の顏。