2014年私の年賀状 | 美術家 村岡信明 

美術家 村岡信明 

漂漂として 漠として  遠い異国で過ごす 孤独な時の流れ
これを 私は旅漂と呼んでいる

2014年 私の年賀状

♪ 明けましておめでとうございます♪

新春に皆様のご健康とお幸せを祈念いたします。

魂と祈りの精神世界、仏画を描いています。運慶作“大日如来”をモデルに、礼拝仏の荘厳さは墨痕(水墨による抽象表現)で表現しています

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岩手県文化芸術振興審議会 委員として、提言Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを提出しています。

主な提言は

1 311被災者が描いた体験画による「鎮魂と記憶」美術展の開催。

開催場所は、岩手県立美術館

2 盛岡城の復活。外観は昔の盛岡城を再現しますが、内部はハイテクを駆使した大劇場ホール、(音楽会・民俗舞踊の発表会・などの多目的ホール)。広さを自由に可変できる複数のギャラリーの設置など、設計の基本構想を添えています。

3 ユーラシア芸術大学の創設、場所は、復活された盛岡城の中です。これも現実的な基本構想を添えています。

提言のすべては岩手県の国際性のさらなる発展と、岩手の未来です。

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アトリエの中は6次元です。スペインの星降る町や白夜の北欧からシルクロードの旅漂と出会いが甦ります。キャンバスに描かれた人物は誰も年を取りません。オペラ座の楽屋の体臭、おちゃっぴーの明るい笑い声まで聞こえてきます。油絵具で臭いアトリエに、元旦には初日の出が差し込んできます。



今年も皆さんにとって素晴らしい年になりますように!



2014(平成二十六)年 元 旦