絵画フォンの皆さま、こんにちは!
今日は農民画家ミレーのお話です。

ジャン=フランソワ・ミレーはパリの南約60kmのところにある田舎町
「バルビゾン村」に滞在し、農村部の様子を沢山描きました。

ミレーは最初から農村部の様子を描いていたわけではありません。
画家として初期の頃はパリに出て、都会の風景や人物画も描いていました。

しかし様々な原因があり、結局は田舎に引きこもって田舎の風景を描くようになったのです。
あまりにも農村の風景を描いたものが多かった為、「農民画家」というあだ名も出来ました。

農村部をせつなく哀愁漂う様子を描いたミレーの作品は、ときに批判の対象にもなりました。

「わざとひもじさを誇張して描いているのではないか!」と。
しかしミレーは本当に見たままを描いただけだと言います。
わざと哀愁漂う感じに描いて人々を惹き付けたい、などといった裏はなかったそうです。


思うのですが、ミレーって元々自分自身も農村部の出身なんですよね。
バルビゾンとは別のフランスの田舎町です。
なので、田舎出身なので田舎のそのままの様子を描きたかったのではないでしょうか。

都会の人がたまに田舎に来て、それを美しいと捉えるのとは別な気がします。
田舎で育ったからこそ、田舎のそのままの様子を見て描いて伝えたかっただけな気がします。

ミレー 落穂拾い
ミレー落穂拾い

ミレーの描く作品は、批判されるほどひもじい感じも媚びている感じもありません。
逆に盛って美しく描き過ぎていることも無い気がします。

人によって捉え方は違うと思いますが、ミレーの描きたかった農村風計はこれそのものだったのではないでしょうか。

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