絵画ファンの皆さま、こんにちは！
今日はここ数回で続けてきましたポーラ美術館のルノワール作品特集の最終回です！
ポーラ美術館では合計17作品のルノワール作品が所蔵されていますが、
そのうち15点が油絵になります。
ここでは油絵15点をご紹介します。
今回は13点目から15点目までの３作品のご紹介！
それでは見て行きましょう！！
■ポーラ美術館
公式サイト：http://www.polamuseum.or.jp
住所：〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
電話：0460- 84-2111
休館日なし
＜１３＞
ピエール・オーギュスト・ルノワール【水差し】
原画サイズ：18.6×17.9cm
所蔵：ポーラ美術館
ルノワールは花瓶にいけた花を題材に沢山の作品を描いていますが、この作品には”お花”は無く
水差しだけを描いた作品です。
ルノワールは実は10代はじめ陶磁器に絵付けをする仕事をしていました。
これがルノワールの原点になっているのです。
その為花瓶や水差しといった陶磁器に対しての想いが強く、作品の題材にもよく用いられているのです。
原画サイズは18.6×17.9cmと非常に小さな作品です。
＜１４＞
ピエール・オーギュスト・ルノワール【レースの帽子の少女】
原画サイズ：55.1×46.0cm
制作年：1891年
所蔵：ポーラ美術館
19世紀の印象派の代表画家として有名なルノアール。
ルノアール特有の透き通るように、そして流れるように絵を描くそのタッチで、少女の肖像画を描くことを得意としました。
ルノワールは自身を人物画家だ！というように、少女の絵を沢山描いています。
その独特の柔らかいタッチは、女性を美しく柔らかく表現するのに最高でした。
＜１５＞
ピエール・オーギュスト・ルノワール【髪かざり】
原画サイズ：81.4 x 57.3 cm
制作年：1888年
所蔵：ポーラ美術館
少女が髪飾りをつけてもらっている様子を描いた作品です。
この時期のルノワールは、印象派からの脱却を狙い違う手法で描こうと試みていた時期でした。
描く題材も印象派が好んだ戸外での風景画ではなく、一般受けしそうな題材を選んで描いていました。
本作の題材も一般的な人物画で、女性の近代生活を描いた作品です。
いかがでしたでしょうか？
今日で15作品全ての紹介がおわりました。
ルノワールの作品をこんなにも所蔵しているポーラ美術館てステキですね☆
中には他の美術館へ貸し出し中の作品もありますので、一度ご確認の上、お出かけ下さいね！！
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