絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日のテーマは、”思っていたよりも原画が小さな作品”というテーマでお届けしたいと思います。

画集で作品を見ているだけでは、それが実際にどれくらいの大きさなのかが良くわからないことが多いですよね。
美術館に行ってみて初めて「え!?実はこんなにも小さかったの!?」と思う事が多々あります。

よく言われるのが「フェルメール」の作品。
フェルメールの作品は全体的にとても小さく描かれています。
その中でも驚く程小さい作品がこれ!

フェルメール【レースを編む女】
フェルメールレースを編む女
原画サイズ:23.9×20.5cm
所蔵:ルーブル美術館
制作年:1669年頃

原画サイズはなんと23.9×20.5cm
A4サイズよりも小さなこの作品。
画集で見ると、まさかこんなにも小さいとは思っていませんでしたが
実際には本当に小さな作品なのです。



ゴッホ ムーランドラギャレット
ゴッホムーラン・ド・ラ・ギャレット
原画サイズ:38×46.5cm
所蔵:ベルリン国立美術館
制作年:1886年

パリのモンマルトルにある舞踏場ムーランドラギャレットを描いた作品です。
原画サイズは38×46.5cmと、F8サイズ程の大きさです。




ワイト島のウジェーヌマネ モリゾ
ベルト・モリゾワイト島のウジェーヌ・マネ
原画サイズ:38×46cm
制作年:1875年
所蔵:マルモッタン美術館

印象派の女流画家ベルト・モリゾが描いたこの作品。
夫であるウジェーヌ・マネをモデルに描きました。
F8サイズ程の大きさで描かれた本作。
比較的小さな画面にも女性らしい柔らかさが沢山詰まった作品です。


ドガ【オペラ座の稽古場
エドガー・ドガオペラ座の稽古場
原画サイズ:32×46cm
制作年:1872年
所蔵:オルセー美術館

F6(41.0×31.8cm)サイズよりも小さいこの作品。
ドガは踊り子の作品を沢山描いていますが、この作品のサイズはその中でも小さいです。
踊り子2人だけを描いているのに、もっと大きなキャンバスで描いている作品もあります。
しかし本作は沢山の踊り子を描いているわりに画面サイズが小さめです。
よくこんな人数を詰め込んで描けるな、と感心してしまいます。






いかがでしたでしょうか。
迫力のある作品は、どうしても大きいものだとイメージしてしまいがち。
しかし実際にはそこまで大きくなかったりするものなんですね。

画家がこのサイズで描こう!と決めて描いたサイズ。
きっとサイズにも意味があります。
原画のサイズを知ることで、改めて作品のことをもっと知ることが出来る。
そんな気がします。


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