絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日は絵画界の最大の謎とも言われる「モナリザ」に関してのお話です。

いまだに謎が多いレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」
モデルは一体誰なのか?永遠のテーマとも言われてきました。

その答えはまだ出ていませんが、一説には”ジョコンド夫人”と言われています。
2008年に古文書が見つかり、それが証拠になったそうです。

元々はミケランジェロの弟子であるヴァザーリが、当時の大金持ちデル・ジョコンドの妻である”エリーザ”をモデルに描いたと書き残しました。
そのためジョコンド夫人がモデルだという説が有力でしたが確証はなく
そのモデルは永遠の謎とされてきました。


ところで、「モナ・リザ」の作品に描かれている女性は髪を下ろしていますよね。
実は当時髪の毛を下ろして描かれていたのは娼婦だけだった、と言われています。
なのでモデルは実はジョコンド夫人ではないのでは!?という案が出てきました。

しかし本作を3次元解析をしたところ、なんと元々髪の毛を一つに束ねて描かれていたそうなのです。
それをわざわざ髪を下ろしているように描き直したのでしょう。

今や誰もが知っている「モナ・リザ」。
髪の毛を一つに束ねている状態の作品だったとは!
それは是非とも観てみたいですし、大分印象が変わってくるでしょうね。

ダヴィンチは本作を描いている途中、そして長い間この作品を持ち歩きながら加筆していったそうなのです。
髪の毛を束ねていたと思えば、あるとき下しているように描き直したり・・・
ぼんやり感を表現するのに絵の具を重ねていったり・・・
ダ・ヴィンチにとって、これで完成!というのは無かったのかもしれませんね。

モナリザ ダヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチモナ・リザ
制作年:1503-1506年
原画サイズ:77×53cm
所蔵:ルーブル美術館


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