絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日は「妻を描いた作品たち」と題しまして、巨匠たちが描いた我が妻をご紹介したいと思います。

突然ですが、画家たちの夫婦関係って良かったのでしょうか?
勝手なイメージですが、画家を支える妻って献身的で良妻賢母なイメージがあります
(←すみません、個人的な勝手なイメージです・・・はい。)

でも実際に妻をモデルに描いた画家は沢山います。
それを見て、仲が良さそうで羨ましいなと思っていつも作品を見ています。

それでは早速作品をご紹介していきましょう!

モネ 日傘をさす女 妻カミーユ
クロード・モネ日傘をさす女(妻カミーユ)
制作年:1875年 
原画サイズ:100×81cm
所蔵:ワシントン・ナショナル・ギャラリー

作品に描かれているのはモネの妻カミーユ。そして息子のジャン。
風に吹かれているカミーユをとても美しく描いた作品です。


眼を閉じて ルドン
ルドン目を閉じて
制作年:1890年
原画サイズ:44×36cm
所蔵:オルセー美術館

ルドンが40歳のときにようやく結婚した相手カミーユ。
カミーユはルドンにとって救世主的な存在でした。
これまでルドンは暗い作品ばかり描いていましたが、結婚を機に明るい色彩の絵を描くようになりました。
妻の献身的な支えによりルドンの才能が一段と開花した事が明らかですので、
ルドンもきっと妻には感謝していたと思います。


ピアノの前のマネ夫人 マネ
マネ【ピアノの前のマネ夫人】
制作年:1868年
原画サイズ:38.5×46.5cm
所蔵:オルセー美術館

こちらはピアノに向かって座るマネの妻シュザンヌです。
シュザンヌは元々はマネの弟ウジェーヌのピアノ教師として働いていました。
遊び人だったマネをおおらかに包み込んで支えたのがシュザンヌでした。
道ばたで違う女をナンパしている姿を見ても、怒り怒鳴り散らすのではなくおおらかに受け止めたそうです。
そういう大きな愛で包まれた夫婦だからこそ、こういう温かみのある作品が描けるのでしょうね。


青い衣装のセザンヌ夫人
セザンヌ青い衣装のセザンヌ夫人

制作年:1888年から90年
サイズ:74.1×61cm
所蔵:ヒューストン美術館

セザンヌは妻オルタンスをモデルに沢山の作品を描きました。
というのも、セザンヌは描くのにとーっても時間を使う人。
それなので他の人ではモデルが務まりませんでした。
それが妻であれば文句を言わずにモデルをしてくれる。
なんていう素晴らしいことでしょう。
辛抱強く、セザンヌのデッサンに付き合ったオルタンス夫人。



ここで1つ例外。妻が夫を描いたパターンもあります。

モリゾ 庭のウジェーヌ・マネと娘
ベルト・モリゾ庭のウジェーヌ・マネと娘
制作年:1883年
原画サイズ:60×73cm

庭で夫ウジェーヌが娘を描いている様子です。
とてもほっこりするほのぼの作品ですよね。


画家の夫婦の仲の良さがうかがえる作品ばかりでしたね。
あぁーうらやましです!!

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