こんにちは!
今日はまず、間もなく会期が終わってしまう「マリーローランサン展」のご紹介から!!
3月6日までに終わってしまうのでお見逃しなく!という意味で今日の特集テーマに選びました。
特に東海地方の方は必見ですよ!
碧南市藤井達吉現代美術館での開催です。
東海地方以外の方もまだ間に合います!今週末のプチ旅行で愛知へ行かれてはいかがでしょうか。
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マリー・ローランサン~愛と色彩のシンフォニー~
会期:2016年1月9日(土)~3月6日(日)
会場:碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県)←月曜日休館なのでご注意を!!
公式サイト http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/temporary/laurencin.html
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ところで、マリー・ローランサンと言えば、以前は「マリーローランサン美術館」が日本にあったんですよね。
観光客減少のため2011年に惜しまれながら閉館となりました。
とーっても残念ですよね泣。。
東京にあれば、また違ったのかなとか今更ながら思いますが、仕方ないですね。
良い物は残していきたい、そう願います。
それでは気を取り直して、今回の美術展のお話。
マリーローランサンといえば、あのパステルカラーの淡いく柔らかい色合いが特徴ですよね。
マリーローランサンがパリで有名画家になっていた頃、当時の上流階級のマダムたちの間では
ローランサンに絵画を描いてもらう事がステイタスだったそうです。
同じ女性からの支持をあつく受けていたローランサン。
ローランサンは、一度結婚しましたが離婚しています。
女1人で強く生きるローランサンが共感されたのもあるのでしょうか。
パリ生まれのパリっ子ですしね。
オシャレな感じはあります。
私も、願いが叶うならば・・・ローランサンのあのタッチで自画像を描いてもらいたい!
(一体いくらかかるんだ!?)
ぜーったい実物より可愛く描いて頂けると思うんです笑
マリー・ローランサン【接吻】
1927年頃
マリー・ローランサン【三人の若い女】
1953年頃
どうでしょうか。透通るような肌と柔らかな雰囲気。
こんな風に描いてもらえたらな、なんて思います。
今回の美術展のサブタイトルが「愛と色彩のシンフォニー」だそうですが、
まさに、その通り!!と納得してしまいました。
数色のパステルカラーに、ローランサンの愛が加わり、それらが織り成す世界はとても新鮮で美しいですよね。
でも、ローランサンのこの画風は後期からなのです。
画家として初期の頃はもっとちがうタッチの絵を描いていました。
↑初期にローランサンが描いた自画像
全然タッチが違いますよね~
ローランサンは1914年にドイツ人の男性と結婚。
しかし1914年といえば、第一次世界大戦ですよね。
ドイツ人の夫の国籍をとったローランサンも、亡命せざるをえなくなりました。
そしてスペインへ亡命。
しかし、1920年には離婚をし、単身パリに戻ってきました。
ここからがローランサンの新しい人生です。
画家としてもここから画風が変わります!
あの皆さんが思い浮かべる「パステルカラーの少女」を描くようになったのです。
ここからは人気画家へと急速に上りつめます。
女1人になると、とっても強いですよね!
その当時の裕福なマダムたちからも絶大な支持を得ていたローランサン。
ローランサンに作品を描いてもらう事がステイタスになるというほど、人気画家になりました。
あの透明感のある透通る絵。
なんであんなに美しいのでしょうか。
いかにも上流階級のマダム達が好みそうな画風ですよね。
それでは、まだ会場に行かれていない方、ぜひ訪れてみてくださいね。
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