先日、久しぶりに仲田睦シェフのお店Mutsumiへ。

人気店でいつも混雑していて、2人で行くと必ず4人席でなくきっちり2人席のみ当てがわれ、テーブルが小さくやや窮屈、という難点はあるけれど味が洗練されていて、やはり好み。

 

初めて大盛りを注文したら、なかなかの迫力でした:

MUTSUMI特製生ハムと温玉のせクリームソーススパゲッティー カルボナーラ風
 

 

 

さらにこちらも大盛に:
和牛入り自家製ボロネーゼソーススパゲティ― 極薄ラスパドゥーラチーズ添え

 

 

 

最初の写真は普通盛りの:

桜エビと春キャベツのペペロンチーノスパゲッティー アンチョビ風味のパン粉添え

 

ケーキはティラミスと、もうひとつは確か苺のショートケーキだったと記憶するけれど、見た目がバターケーキ風。

でも確かに苺が入っていて、ショートケーキというネーミングだったと記憶するのですが。

 

 

 

💕🍀💕🍀💕🍀💕🍀💕🍀💕🍀💕🍀

 

SOMPO美術館「藤田嗣治 7つの情熱展」が始まりました。

年代順に並べるのではなく、以下の7つにカテゴリー分けをしてテーマごとに展示しています:

自己表現への情熱/風景への情熱/前衛への情熱/東方と西方への情熱

女性への情熱/子どもへの情熱/天国と天使への情熱

 

このうち前衛への情熱は作品数がごくわずかに限られていましたが、これまで見たことのない画風の藤田を見出しました。

やはり時代の流れに沿ってキュビズムに傾倒した時期もあったのだなぁ。

こんな絵も描いていたのか、と気づいたのは前衛絵画だけにとどまりません。

版画作品もしかり。

ものによってはペン書きなのかと見まごうような器用な版画作品も。

女性への情熱のコーナーでは、極細の筆を使ったとみられる輪郭線が目を引きます。

全般的に初見のものが多く、新鮮でした。

 

それもそのはず、展示品の多くが海外の個人蔵なのです。

エルサレムの個人蔵というのもあって、こういう個人から借り入れるプロの方がいるのだろうな。

 

ただし、こうした複数の個人所蔵絵画を集めた展覧会開催にあたって苦心した様子もうかがわれました。

個人により収集のテーストが異なるので、統一するテーマを見出すのが大変だったのではと思います。

そこで7つに分類したものの、分類ごとの作品点数にばらつきがありました。

また、個人宅のスペースで鑑賞することが前提なので、巨大なサイズのものはなく。

(以前も展示されていた、洋菓子店コロンバンの壁画などは別にして)。

比較的小ぶりの作品が多かったと感じます。

ゆえに、最後の部屋で見たいつものゴッホのひまわりのサイズが大きく感じられたのでした。