先に記した鈴木信太郎記念館には、ほかにも驚きの逸話があって、
まだまだ書きたいのだけど、先月起こったプチな出来事を先に記すことに。
忘れてしまう前に。
GWに池袋に行った折り↓、
ついでにチラッと雑司ヶ谷霊園にも足を伸ばしました。
丁度自由学園に行ったばかりだったので、創始者の羽仁進、もと子さんのお墓前で一礼。
そういえばこのすぐそばに泉鏡花のお墓があったっけ、と探したものの、
何故か見つからず。
こちらが前回見たお墓。
こんなふうに、著名人のお墓は連番で管理されていて、
簡単に見つかった記憶なのに。
付近をぐるぐる3周しても見つからず。
変だなぁと思いつつも、蚊の一斉攻撃を受けたところで退散しました。
(脛の所を見たら3匹が止まっていて、悲鳴もの。もともと食われやすいたち。)
でもまあそんなことは忘れて、その2~3週間後のこと。
突然目の前に、こんなものが亡霊のように現れました。
泉鏡花墓地入り口???
雑司ヶ谷でなく、ここは新宿区(神楽坂)。
いえいえ、泉鏡花のお墓は雑司ヶ谷ですから、、と念のためネット検索しまくって、
どのサイトにもきっちり雑司ヶ谷と書かれていることを確認。
でもやっぱり気になるので奥へと入っていきました。
遠い。中には入れない。でも「鏡花 泉鏡太郎墓」と書かれていて、
それは雑司ヶ谷で見た表記と同じ。
お墓の脇に何か説明書きがあるようだけど、近寄ることはできないので、
(低い門があるけど閉ざされていて)説明は読めません。
せめて説明書きだけでも手前においてくれないと、誰も読むことはできない、、
意味ないよー。
でもとにかく、なんちゃって泉鏡花墓というわけではなさそう。
分骨とか?
その後調べたところ、こんなつぶやきを発見。
日付は今年の5月14日。
私が雑司ヶ谷に行ったGWには、すでにお墓は取り除かれていたのでしょう。
でもその時点で告知はされておらず。
鏡花のお墓がなくなっていたことに気付いた「部外者」は
もしかしたら日本で私が最初だったりして?!
冒頭の「お身内からご案内をいただきました」という一文が、なんとも独特。
こういうかたちで世に周知されるというのは、SNS時代ならでは。
ということで、SNSで発信してくれた金沢の泉鏡花記念館の写真を2枚ほど: