どんな媒体で目にしたのかもう忘れてしまったけれど、
ある時、「市ヶ谷監獄」なる言葉に遭遇しました。
どのあたりにあったのかしら、と調べると、場所の情報に加え、
その場所で最後に絞首刑になった人物の情報も一本釣り。
それは高橋お伝なる人物で、「明治の毒婦」と呼ばれたといい、
WIKIでその名前を引くと、長~い説明文。
当時から、かなりメディアティックな人物だったことがわかります。
そして市ヶ谷監獄跡、あるいはその斬首刑場跡、といわれる場所は、
青峰観音がある場所に相当するという情報。
Googleで探すと、そこから徒歩圏内にある、東京監獄・市ヶ谷刑務所の
刑死者慰霊塔という碑の情報も出てきました。
市ヶ谷監獄と、東京監獄・市谷刑務所は、一応別物であるとのこと。
あくまで高橋お伝の斬首刑場は、前者の方。
こちら↓ではなく。
東京監獄・市ヶ谷刑務所の刑死者慰霊塔は、公園の一角にありました。
周辺には徐々に周囲には住宅が建ち始め、巣鴨へ移転しました。
当時の斬首刑の様子は、くだんの明治博物館常設展でうかがい知ることができます。
法学部が所有する資料の複製などが展示されている一画です。
先月、「虎に翼」展を見た際に、ついでに常設展に再び足を運びました。
斬首刑の様子がイラスト(上の絵)で描かれており、
下のイラストは、さらし首の様子。
イラストに描かれた獄門首台木(複製)の展示も。
”牢屋で刎ねた首を計上へ運び、獄門首台木にのせて、見せしめのため3日間晒した”とのこと。
”牢屋で刎ねた首を計上へ運び、獄門首台木にのせて、見せしめのため3日間晒した”とのこと。
こんな具体的な紙幟もあります。
酒乱の夫の食事に石見銀山殺鼠の薬を混ぜ与え、毒殺した妻と娘に対し梟首を行う、
といったことが記されています。
サンシャインシティそばの公園には、巣鴨プリズンの碑もあるとか。
行ったことのある場所だけど、気づかなかったなぁ。
xx跡、とかxxの碑に興味を持ちだしたのはわりと最近だからかもしれません。