3/30のブログでまだ満開には程遠い桜の話を書いた一方で、
唯一ここだけは満開に近い状態でした。
ソメイヨシノより早咲きの駿河桜がメインだからでしょう。
国立劇場前の桜です。
花はきれいだったのだけど、残念なことが。
マナーの悪さです。
桜の前で写真を撮るために路駐をする乗用車の隊列。
4台が連なっていて、みな中は空っぽ。
最後尾の車はドアも開けっ放し。
堂々たるものです。
ちょっと撮って戻る、というのではなく、4台のうち3台は、
私が写真を撮り終えるまで、ついに戻って来ず。
残り1台は、にこにこして車に戻ってくる人々を見たけれど、
外国人でした。
さらに駐車場のおじさん2人の立ち話:「外国人はみんな枝をひっぱったりさわったり
するんだよね。あれじゃあ傷むよなぁ」
実際私が撮った写真にも、枝を引っ張っている人の姿が多々ありました。
これは国立劇場に限りませんけれど。新宿御苑もしかり。
日本の名所はSNSであっという間に広まるのに、
御苑の管理母体=環境省などが禁止事項を広めようという動きはないようで。
「枝が傷むよなぁ」と嘆き、手をこまねいているだけなのがもどかしい。
観光立国をアピールするのであれば、マナー植え付けも大事では?
あとはコスプレ撮影のため花に近づけないとか。
プロのカメラマンを雇って撮影するため人払いするケースも、新宿御苑ではここ最近増えました。
2016年の同じ場所。
このときは、今年のような目も当てられないような事象はなく、
平和にのんびりただただ桜を楽しんだものです。
これも2016年。
2017年の写真もあったので、同じ場所。
都内名所で心穏やかに桜を愛でるという時代はもう終わったなぁ、と感じます。
これからは近所のマイナーな公園とか自分だけのとっておきの場所でちまちま楽しむほうが
ストレスフリーだなぁと気づいた次第。