去年の新潟旅のメインの目的は村野藤吾の天寿園を見ることでした。

 

目黒美術館で開催された村野藤吾展でこの天寿園の存在を知り(宣伝もされていないので、展覧会を見ていなければこの存在を知ることもなかったはず)、ぜひ見てみたいなぁ、というのが旅の計画のきっかけでした。
 

 

 

とはいえ市内からバスで行くような場所なので、こちらに足を延ばすと半日はつぶれます。

結局午後は名士の館を優先的に見て、白山公園と、みなとぴあは時間切れで諦めました。

 

ということで今回は月岡温泉への移動の途中、行きと帰りに分けてそれらを見ることに。

 

まずはみなとぴあ一帯。

朱鷺メッセを眺めながらデッキの道を行きます。

まだ桜が辛うじて残っている状況。

 

 

 

 

 

桜、というより葉桜、というべきかな。

 


 

 

快晴の空を背景にみなとぴあ新潟市歴史博物館が見えてきました。

 

 

なかなか堂々たる建物です。

 

 

 

信濃川河口には佐渡行の客船などが浮かんでいます。

海を感じさせる光景。

のどかだなぁ、、、と思いつつ、ふと川辺を見るとー

 

 

 

「警戒船」だの

 

 

 

「監視船」だの派手な文字が目に入ります。

 

河口、海、外洋、、、外とつながるこの地は

穏やかな風景とはうらはらに、物騒な現場にもなりうることを感じさせます。