昨日弘前にある前川國男設計の美術館の話を書いたところで、追加情報を。

 

今、目の前に去年5月の日経新聞「美の粋」の切り抜きがあります。

このページ(日曜版のスタイル特集ページ)は電子版ではビューアーを呼び出して読むしかなく、読みづらいので、気になる記事は切り取っています。

 

ちなみにちょっと脱線しますが、先週の「美の粋」は川端龍子特集でした。

私が最近2日間にわたって書いたあの川端龍子。

日経新聞にまで飛び火して(?)しまいました~。

 

 

さて話を戻して、

去年5月の日経「美の粋」に、「建築家と町(上):前川國男と弘前」と題して前川氏と弘前の関係を深掘りした記事が出ていました。

母の本籍地であった弘前で建築設計を精力的に行なったこと、弘前には合計8つの前川建築があること、人生初の記念すべき作品もこの地にあること、その最初の建築物は不具合が多々発生し、いきなり洗礼を受けたこと、など。

 

私はこの記事を見る前にネットで弘前と前川氏の関わりを知り、その8つの建物をすべて見ています。
文化施設のみならず、企業オフィス、病院、学校、そして斎場まで。市内に氏の作品が散らばっている、という印象です。
 

なかでも斎場は、晩年の作で、集大成的な意味合いが込められています。

今日ちょうど弘前訪問をされているブロガーさんもいらっしゃるとのことですが、とはいえ、今の時期は弘前城を中心に桜が真っ盛り。(例年より随分早いみたいで)建築巡りよりも今の時期限定の自然美堪能を優先させるのが正解でしょうね。

 

私は欲張って桜と建築を盛り込んだため、両方とも中途半端になってしまった感がありました。


以下写真は、桜の時期の弘前城です。

桜の見どころが集中しているので観光者にとってはハードルが低く、花見がしやすい印象でした。

 

 

 

 

 

*日本最大幹周のソメイヨシノ 幹周473㎝

 

 

*桜のトンネル

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


弘前'21/春① 櫻満開の弘前城
弘前'21/春② 建築家・前川國男の作品第一号がみられる場所
弘前'21/春③ 素敵なスタバは元陸軍師団長の官舎
弘前'21/春④ 前川國男の弘前市民会館
弘前'21/春⑤ 津軽の映画「いとみち」ロケ地
弘前'21/春⑥ カトリック弘前教会
弘前'21/春⑦ パリ・ノートルダムを模した日本基督教団弘前教会
弘前'21/春⑧ ミニチュア建造物の中に見つけた精巧な教会