★油彩画《シダレザクラ》

いよいよ春本番。

ここ南魚沼市でも、毎年4月中旬には桜の花を楽しむことができます。

特に、滝のように枝を垂れて咲くシダレザクラは、なんとも魅力的です。

今回は、以前から描いてみたいと思っていた《シダレザクラ》に挑戦してみました。

春の明るい気分が出せるように描きました。

 

★油彩画《シダレザクラ》

油彩画シダレザクラ

★油彩画《シダレザクラ》

油彩・キャンバス・F10号(530×455)2023年4月

滝のように垂れる枝と花をどう表現するかがポイントです。

後ろ側の枝と花は描いていません。これ以上描くと、枝と枝が重なって

分からなくなってしまいます。

右側に木を入れて画面に広がりを持たせています。

石の形と配置、人物の頭との関係にリズムをつくっています。

遠くのレンギョウとユキヤナギ、手前のスイセンの花は不自然にならないように。

空の青と雲、水面の色は、サクラのピンクがきれいに見えるように。

 

★最初のイメージ

最初のイメージ

★最初のイメージ

最初のイメージは本当にいいかげんで、漠然としていました。

 

★スケッチ

スケッチ1

★スケッチ

葉っぱが全部落ちた11月に木・枝のスケッチをしました。

 

★油彩画《部分》

部分1

★油彩画《部分》

花房は絵具を厚く盛って立体感を出しています

 

★油彩画《部分》

部分2

★油彩画《部分》

水面反射と池の深さが感じられるように。

また、石の形とリズムがおもしろくなるように描いています

 

★油彩画《部分》

部分3

★油彩画《部分》

手の組み方、地面の影をさりげなく描きます

 

★プレーバック2023

2023年4月29日掲載《春らんまん》

この写真の公園が絵のモデルになっています

シダレザクラ写真

art-makoの美術展示室「色のイマージュ」をご覧いただき、

ありがとうございました。

これからも、いろいろな作品・写真などを展示していきます。

またのご来場をお待ちしております。

 

★ちょいチョイスCD

北村英治/スインギン・ライフ

北村英治CD

北村英治/SWINGIN LIFE

北村英二さんは日本を代表するジャズ・クラリネット奏者です。

このアルバムを聴いていると心がウキウキしてきます。

 

★解説文から抜粋

「音楽に必要なのはスイング感です。人間のからだが自然に持っている

スイング感が音楽の原点です。私はその自然のスイング感を大切にしたいと

いつも思っています。そしてここからジャズが誕生したのです。」

これは、ある新聞紙上で見かけた北村英二自身のコメントである。・・・

 

・・・タイトル通りに、あなたの「スインギン・ライフ」をお手伝いする

という趣向だ。ここに展開される心地よいサウンド、心浮き立つような

スイング感を味わっていただければ、たとえジャズの入門者であっても、

ジャズが決して難しい音楽ではないことが、すぐにおわかりいただけよう。