★雪にもまけず《写真展》その1
私の住んでいる地域は、日本有数の豪雪地帯・雪国です。
雪国に住む私たちは、日々除雪作業に追われながらも、雪にもまけず力いっぱい暮らし
ています。
★平成18年豪雪(2005年12月~2006年2月)
新潟県は、平成17年12月から平成18年2月にかけて記録的な大雪にみまわれ、除雪中の
事故等甚大な被害を受けました。
今回は、そんな平成18年豪雪のときの市内の様子を、ちょっと芸術的な視点で撮影した
写真で振り返ってみたいと思います。
★ふみきり
踏切に山と積もった雪
冬期間は遮断機が撤去されて通行止め。警報機が雪に埋もれて見えません。それでも
この踏切を利用する人は絶えません。電線に手が届きそうです。
★ラッセル
早朝から線路の除雪をするラッセル車と、よけた雪を流雪溝に落とす作業員。
★雪のトンネル
国道17号線の歩道が雪のトンネルになりました。
人ひとりがやっと通れるくらいの道幅。市民の皆さんは、
この中を歩いて通勤通学です。頭上のわずかな隙間から
電線が見えています。
★かべ・かべ・かべ
除雪を終えた一般道路。店舗入り口付近には雪の壁が4メートルくらいあります。
車の運転は要注意!いつ横から飛び出してくるかわかりません。恐る恐る運転です。
★スイーツタウン①
国道17号線の車道と両側の歩道の間に積もった雪の山。
街全体が生クリームでできたスイーツに見えてきます。放射冷却で路面はカチカチに
凍っています。歩くときは慎重に!
★スイーツタウン②
国道17号線の反対方向。
どんなに大雪でも、雪国の除雪作業は完璧です。除雪車による除雪と地下水による消雪
のおかげで、車道には雪が全くありません。美しいとさえ思えます。
★めいろ
除雪された県道の歩道。雪の壁が3メートル以上あります。
まるで「めいろ」に迷い込んだようです。青空の下、一瞬
自分が今どこにいるのかわからなくなりそう。
★ロールケーキ
大型店の屋根に積もった雪。
生クリームたっぷりのロールケーキが2本。右側の店舗の上には除雪作業をする人が
大勢います。
★とざす
古い木造の体育館。
体育館入口付近はモコモコと雪の山。雪にとざされて中に入ることができません。
★まよいみち
古い体育館の側面。
雪下ろしをすると屋根の雪と下の雪がくっついて、完全に埋もれて窓をふさぎます。
野生動物が自由にクネクネと歩き回った足跡があります。
★うもれる
衝撃!カーブミラーが雪に埋もれています。
ミラーの中に見えるカマボコ型の車庫も、完全に雪に埋もれています。向こう側の
カーブミラーも埋もれて曲がっています。
市内のどこもかしこも、3メートルも4メートルも積もった雪で埋もれています。
でも、ほんの1か月もすれば、4月にはすべて水となって消えてなくなります。
そして、何事もなかったかのように春がやってきます。自然の力には脅かされる
ばかりです。
次回《その2》では、雪にもまけず、雪解けと同時に植物が芽吹く様子の写真を
展示する予定です。
art-makoの美術展示室「色のイマージュ」をご覧いただき、
ありがとうございました。
これからも、いろいろな作品・写真などを展示していきます。
またのご来場をお待ちしております。
★ちょいチョイスCD
Kiroro キロロのうた①
冬のうた
こんな遠い町にも 夢を与えてくれる
白い粉雪が降って 心に届くよwinter song
ふと息をかけるだけで
消えそうに揺れる灯り
空に輝く星達よりも たくましく生きてる
どんなに離れていても
あなたが側にいてくれる
同じ夜でも信じることで 優しい風が吹いてる
広い空に向かって 両手高く広げ
白い粉雪がやさしく 心に届くよwinter song
忘れかけていた夢を
心の中に描いた
あなたの声が聞きたくて 瞳を閉じてみる
かすかに聞こえてくるよ
銀世界のオルゴール
まつげにとまった一粒の音符がひびいている
こんな遠い町にも 夢を与えてくれる
白い粉雪が降って 心に届くよwinter song
広い空に向かって 両手高く広げ
白い粉雪がやさしく 心に届くよwinter song
こんな遠い町にも 夢を与えてくれる
白い粉雪が降って 心に届くよwinter song
広い空に向かって 両手高く広げ
白い粉雪がやさしく 心に届くよwinter song
こんな遠い町にも 夢を与えてくれる
白い粉雪が降って 心に届くよwinter song