こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。
このところの海外の試合の振り返りです。
USクラシック、残念ながらアイスダンスを見ていなくて、結果しか知らないけれど、小松原組が7位とのこと。
美里さんが髪を尊さんの衣装と同系色のオレンジに変えていて、かっこいいですね!
美里さんのメイクやファッションのセンスは日本人ばなれしているなあといつも思います。
ネーベルホルン杯は、ちょっと悔しい・・・。
友野一希選手がショートのミスから巻き返したものの4位・・・惜しい!
ジャンプが決まらなくて苦しい試合でしたが、見せ方のうまさはさすがです。
↑吉田航太さん撮影。
友野くんが表彰台まであと一歩だったのをほろ苦く感じつつ、キーガン・メッシング選手の優勝には喜んじゃいました。
キーガンのスケートも、あと何回、見られるのかな?という情報も入って来ているので、自然児が縦横無尽に駆け回るようなキーガンの足さばき、何よりも太陽のような笑顔をしっかりと瞼に焼き付けておかなくては。
韓国男子もいい選手が育ってきていて、イ・シヒョン選手もめきめきと力をつけてきていると感じます。
最初は、ジャンプの時に必ず両手を上げて跳ぶのが、申し訳ないけどなんとなく一本調子でつまらなく見えていました。
でも、両手を上げる選手ということで確実に記憶できましたし、今では彼の個性としてしっくり受け入れられるほど、他の要素が洗練され、すてきなスケーターになられたなと思います。
ロマン・サドフスキー選手は、北京オリンピックの時に、なかなかヘビーな体験をしたので、精神的にたくましくなられたかも?と感じました。
キーガンが団体戦に間に合わなくて急遽、自分が出ることになった時の、動揺や心細さ、そして疲労感といったものがないまぜになって、それでも必死に役割を果たしていたロマンくんの姿が印象的でしたが、あの試練を乗り越えたことは彼のキャリアにとってプラスになったにちがいありません。
女子は、私の大好きなルナ・ヘンドリックス選手の優勝。
彼女の滑りは、適切な言葉がなかなか見つからないのですが、女の武器を一切、使わない、正真正銘のスケーターとしての一級の滑り、とでも申しましょうか・・・。
セクシーとかコケティッシュといったことは感じないのだけれど、滑りは文句なく美しく、魅了されます。
荒川静香さんに新体操の選手のキビキビとした動きが加わった感じ?と、勝手に思ったりして。
衣装のセンスも毎回、ツボです。
彼女、オレンジ系の赤やピンクがお好き?
いつもお似合いです。
そして、ただいてくれるだけで、ありがとう!という気持ちになるグレイシー・ゴールド選手の姿も忘れられません。
ショートプログラムの「エデンの東」は、多くのスケーターが名プログラムとして演じてきた曲ですが、この曲といえば私はグレイシー・ゴールドです(男子は山本草太選手ね)。
・・・さて。
ロシアで、テストスケートなる国内でのアイスショー(お披露目会?)があったそうで。
反戦の気持ちはありますが、選手たちに罪はないし、ロシアに素晴らしいスケーターが数多いる事実からも目がそらせず、つまり、正直な気持ちとして、見たいんですよね。
で、見られるようにしてくださってもいるので、見ちゃいましたよ、やっぱり。
でも私の中で見る基準はありました。
ただ好きなだけではなく、公明正大なスケーターを優先的に見ていきました。
例えばミハイル・コリヤダ選手。
オリンピック出場が叶わなかった時は、切なくて胸が痛かったですが、彼は競うことではなく、楽しむこと己のスケートを極めることに重きを置くスケーターだと知って、それならばうまく立ち直れたことだろうとほっとすると同時に、コリヤダくんをますます好きになりました。
宇野昌磨選手が、コリヤダくんを好きだと言ってたことがありましたが、人を鋭く見抜くところがある昌磨くんは、きっとコリヤダくんのこんな人柄を感じ取り、好意を抱いたのかもしれないなと思います。
人柄同様、スケートも美しく、教科書のように正確なコリヤダくん。
気高い演技にしびれました。
そして、すばらしい人、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手。
この頃より更に洗練されたスケートを見せてくれて、うれしかったです。
彼女もコリヤダくんも、ロシア国内に閉じ込めておくのはあまりにもったいなくて、ちょっとやりきれなさを感じました。
・・・ほんというと、ドーピング問題がうやむやになっている今、あんまりエテリチームの選手を見るのは気持ちよくなかったのですが、アレクサンドラ・トゥルソワ選手は、他の競技もやり始めたとの情報もあり、いつ見納めになるかわからないかもと、一応、見てみました。
かつて彼女のファイティングスピリットには清々しさを感じた部分もありましたし、ドーピングとは無関係ということになっていますし(なんかこの曖昧な言い方、自分でも気持ち悪いわ・・・)。
オリンピックのこの頃と比べ、女性らしい体形になっていた印象ですが、驚異の身体能力を持つ彼女の動きは相変わらずキレがよかったです。
安藤美姫ちゃんも、女性らしい体形になってもジャンプへの影響はなかったと言ってましたから、どんな体になっても健康である限りは関係ないという剛の者もいるのでしょう。
ちなみに彼女は腰痛があってショートしか滑らなかったとのことで、けがを抱えているようにも見えなくて、やっぱり色んな意味で、異次元のアスリートなのかもしれません。
カミラ・ワリエワ選手・・・ショートだけ見ました。
相変わらず、うまかったです。
でも、あんなにときめいていた私の気持ちは冷めきっていて、かつての輝きは悲しいほど色あせて私の目には映りました。
そして、何事もなかったかのように涼しい顔をしてリンクサイドにいるエテリさんたちコーチ陣を見て、ますます気持ちが沈んでいきました。
そんな私を救ってくれたのは、ペアのこの二人、アナスタシヤ・ミーシナ選手とアレクサンドル・ガリアモフ選手。
このオリンピック以来でしたが、二人の演技を見ていると気持ちが明るくなり、力がわいてくるようで、変わらぬ華やかな世界を堪能させてもらいました。
出場選手たちの中で最も光り輝いて見えたミーシナ・ガリアモフ・・・見られてよかったです。
フィギュアスケートを、ただひたすら憧れの眼で見つめていられた頃がなつかしく思えたロシアスケートでした。
あんまり昔はよかった、もどうかと思いますけど、5年前は、こんな外食も楽しめたんだなあ・・・と、思わず振り返り↓
それでは、この辺で。
画像、多方面からの拝借、ありがとうございます。