明治生まれ、仙台出身の橋本敬三医師が、

民間療法を実践してまとめた操体法の哲学です。

 

呼吸、食事、体の使い方、考え方、そして環境、

どれも生きるのに必要なもの、間違うとバランスを崩す、

だから間違わないよう、勉強する事と残されました。

バランスをとる、という意味では、ヨガも同じです。

 

特に呼吸は止められないものです。

呼吸が上手くできると、リラックスして、疲れにくくなるそうです。

 

そのためには横隔膜や肋間筋の呼吸筋が使えること、

意識的に呼吸の長さを調整したり、溜めて止めたりして、練習します。

歌うことも呼吸筋を鍛えます。

鍛えると言っても目指すは、「快適」な状態です。

 

息が長い人は「長生き」と言われてきました。

上手な呼吸のために、食事も姿勢も意識も環境も大事で、

五つは相関関係にあります。

いろいろな呼吸法の本もありますが、

お腹を膨らまして息を吸う、へこませて息を吐く、

腹式呼吸の練習から始めてみませんか?

リラックスしやすくなります。