大田黒公園 | 湯浅玲子 An die Musik~音楽に寄せて

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音楽学・音楽評論に関する執筆活動と、
杉並区阿佐ヶ谷の楽典とソルフェージュ、楽曲分析のための音楽教室「アルス・ノーヴァ」をご紹介しています。

こんにちは。

 

ブログご無沙汰しました。

先週まで、母が阿佐ヶ谷に10日間ほど滞在していました。

これまで、義両親への遠慮もあって、めったに阿佐ヶ谷に来ることのなかった母。宿泊は今回が初めてでした。

 

阿佐ヶ谷駅との往復の風景しか知らない母と、今回はいろいろお出かけをしました。

 

まずは近隣から。隣の荻窪にありながら、私も行ったことのなかった大田黒公園へ。

大田黒公園は、音楽評論家の大田黒元雄氏の邸宅の一部を区立の公園にしたところです。

 

大田黒元雄氏は、父の話によると、昔、ラジオのクイズ番組で回答者として出演されていたとのこと。私が知ったのは、大学3年でフランス語の楽書講読を履修したときでした。ドビュッシーの評論のなかに笠羽映子さん(音楽学者)とともに名前が出てきたのですが、フランス語、しかも初めて聞く名前だったので、先生に「漢字では何と書くんですか?」と質問した記憶があります。

 

公園の池には、新潟から寄贈されたという立派な錦鯉がいて、食欲旺盛でした(次回はエサやりもしたいです)。

そして、大田黒氏が住んでいた邸宅も公開されています。

 

年代物のスタインウェイピアノ。

時々コンサートも行われているようですが、一般には貸し出していないようです。

 

母は自分の実家と雰囲気が似ている、としきりに言っていました。おそらく邸宅に使われている柱や梁の色と天井の高さが時代的に近かったのだと思います。

 

他に、旧古河庭園(北区)にバラを観に行ったりしましたが、ここでご紹介できそうな写真がなく・・お話だけですみません。

 

梅雨入り前の今、ちょうどお出かけに良い季節です。

猛暑が訪れる前に、いかがでしょうか。