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おーす!



今日のブログはね少し変化球で小説風に書いてみようかな!


ちなみに今日の出来事を書くよ!








いつものようにアラーム音がけたたましく部屋中に鳴り響く。


自分でセットしたのにも関わらず、どこか人のせいにしたくなる程のイライラが襲う。


毎度の事ながらこの不条理な感覚には慣れないものだ。


まずはアラームを止める為に無理に体を起こす。


首に違和感を感じたが、そこまで気にはならなかった。


起きた勢いでカーテンを開ければ大胆不敵に朝日が飛び込む。

 
その潔さと気持ち良さに思わず窓を開けてしまう。


その瞬間、しまった!と思うのだが、時すでに遅し。


クシャミの大連発。またやったと後悔が全身を襲う。そしてすぐに今度は全身に力が入る。


そうクシャミは本当に力が入る。こんなに力があるのかと思うほど力が入る。特に首筋から胸にかけて。まーおかげですぐに目は覚めたが。



低血圧の俺としては、これはこれで吉なのであろう。


すぐに顔を洗い、TVをつけるとなんとも滑舌の良い声が耳を打つ。


さすがアナウンサー。そんな聞き取りやすい声だからこそ、流れてくる情報に対しショックも大きい。


そう、今日も花粉は大量に飛散する。


こちらは大量の花粉に対して、常備してるのは大量のマスク。


着替えもさっさと済ませ、しっかりマスクを武装して街に繰り出す。


ヘックション。ほらきた。やはりマスクだけではどうにもならない事実があるな。


いや、ベッグジョンだろうか。マスク内で起こる爆発は濁音が多く聴こえる。


きっとマスクをしてるから気づかれてないと思うが、しっかり鼻水も出てる。


何とも言えない恥ずかしさもあるが、バレてないからいいだろう、という曖昧な感情も慣れたもんだ。てへぺろ。


街に出てみると春休みとあってか、いつもより人が多い。


しかしながらほとんどの人がマスクをしてる風景は、桜同様、日本の風物詩といえよう。


大半の人が白のマスクをしている中、時より黒色を見かける。それを見ると、ついついシティ派だなと思ってしまう。


一度俺もチャレンジしてみたいものだが、なんせ勇気がない。

せめて出来る事といったら白のマスクに文字を書くくらいだろうか。


しかし文字も選ばないと、大変な事になるなと思う。鬼、殺、卍なんて書いた日にはとんでもない事になるだろう。


そんな事を考えて歩いていると、ふと足を止められる。


というより、人の多さに前に進めないのだ。歩道が渋滞してるのだ。


車道を見てみると、車も同じようである。


人の喜ぶ声とクラクションの音が街に響き、基本高めの音が混ざり合う。変にハモってみたりもしたが、上手くいかない。当たり前ではあるが。


こんな時、絶対音感を持っていたら?なんて少し思うが。


そんな異様な光景ではあったがその原因はすぐわかった。


そう、今日は桜ソメイヨシノが満開を迎えたとニュースでもやっていた。


ふっと目線を上に向けるとそこには、青空ではではなく、桜色が広がっていた。


ピキッとなったが、それを忘れるほどの景色だった。

なるほど、これを見てるが故にみんな足を止め、渋滞が起きていたのだ。


これが花見渋滞かと感心もしてしまった。


好奇心からか、この景色を満遍なく見ていた。

桜見て、桜見てる人を見て、車からも見てる人を見て繰り返してと、何とも忙しく首を動かしていた。


ピキピキって嫌な予感がしたが気にしない事にした。


花見渋滞も桜も後にして、目的地へ。


首にぶら下げていたイヤフォンを本来のあるべき場所に持っていく。


そう、耳だ。


そこからは先程の高音とは打って変わって、どこか不思議な単語が飛び込んでくる。


パナい、パナい、パナい。


不思議な単語ではあるが、テンポが良いので違和感はない。


音に引っ張られて歩くスピードも少し上がる。


自分の体、いや鼻の事を考えてあげれば、これ以上外気に触れるのも、あまり良いとは言えなかったので、丁度良かった。


しかし今の一文は句読点が多かったなと思ったが、直さずそのままでいこう。


なんともめんどくさがり屋が変な所で顔を出す。


これも引っくるめて自分の良さだと思えば少しは救われるのは不思議だ。


そんなこんなで目的地には到着出来たのだが、目的が達成される事は無かった。


目に飛び込んで来たのは「休業」の二文字。


そして「絶望」の二文字。


大好きなうどん屋さんはお休みだったのだ。


ため息をこぼしながら、クシャミもこぼしながら、そきて鼻水垂らしながら、仕方なく帰路へ。


戻った先にはまだ花見渋滞が。


スマホで写真を撮って立ち止まる人を一流のディフェンダーにみたて


スルリ、スルリとかいくぐる。


少し楽しくなっている俺がいた。


まー目的は達成されずともこんな日があっても良いだろうと思えた。


それが良かったのか先程の絶望の二文字はもう頭から消えていた。


結果、赤いきつねを買っていき部屋に着くなりすぐ食べた。

美味しかった。


結果、日常の中で幸せだったり楽しみを見つけられる自分でいる事に気づけたのだ。


良かった、良かった。


ただ一つ気がかりが残る。


きっと俺は朝から、寝違えているのだ。


結果を塗りかえよう。


結果今日の俺は


首が痛い。

〜終わり〜




どう?たった30分くらいの事がらこんな長くなっよ。



中身ゼロなのに。こんなにも長く。


てへぺろ。