スタート直後から6名ほどのランナーが飛び出していきました。前半は下り基調のコースですが、ぬかるみが随所にあって非常に走りにくいです。そのうちに砂利道の急な長い下り坂に入り、スピードがどんどん出ますが、砂利に足を取られて転倒しそうでしたので、抑えながら下っていきます。この区間は、3分50秒で走っていたようです。
その後は、3kmほど砂利道の比較的平坦な道を走ります。ここで、先程の下り坂で抜かされた人を抜き返しました。ペースは気にせず、息が上がり過ぎないように走っていると、だいたい4分15秒前後で推移していました。
これまでに登りらしい登りはなかったので、どこでくるかと思っていると、9kmあたりからいきなりやってきました。ぬかるんだ登山道のような狭い道を登りますが、傾斜がきつすぎて歩いているようなペースまで落ちます。きつい登りが終わると今度はいかにもトレイルランらしい細かなアップダウンのあるコースへと変わり、川を渡るところもあったり、よくこんなコースを作ったもんだと感心しながら走っていると、最後の登り坂がきました。この登りもぬかるみでまとまに走れません。
登り切るとメイン会場が見えてきて、コースも普通の芝生で走りやすくなったので、少しだけペースを上げてゴールしました。フィニッシュは、1時間3分13秒でした。順位は、6位くらいでもしかしたら表彰があるかなと思って、閉会式まで待っていましたが、係員の誘導ミスでコースを間違えた方がいて、まさかの無効レースになってしまいました。ちゃんと分岐点には看板があったので、係員が居なくても間違えることはないと思いますけどね。どちらにしても普段は走れないようなところを走れて楽しかったですし、良いトレーニングになりました。