今年も、沢山のご支援・ご協力、
そして、あたたかな応援を頂きましてありがとうございました。
コロナ禍ではありましたが、徐々に行動制限が緩和され、
やっと譲渡会開催や、フリマイベントなどへの参加ができました。
皆さんとも、直接お会いしてお話しできたのがとても嬉しかったです。
また、念願だった佐世保市動物愛護センター様との譲渡会の共同開催では、
収容犬さん・猫さん達に直接会って頂き、ご紹介できたことが大きな一歩になったと思います。
今年はARSとして活動を開始し12年目を迎えましたが、
9月に茶々丸君が卒業し、ARSで一時預かりをする保護犬さんが
はじめて「ゼロ」となりました。
私達が長年目標としていた「この活動がなくなる日が来ますように…」という願いが
実現しています。
以前は、佐世保市保健所・犬管理所に収容された子のうち、
体調が悪かったり、譲渡希望者が現れなかった子達を一時保護し
新しい飼い主さんに繋ぐことが、活動の大きな柱となっていました。
年々、収容頭数が減少していることと、
昨年10月、佐世保市動物愛護センターが開所され、収容環境が飛躍的に良くなり、
ケガや病気の子達のケアがセンター内で出来るようになったこと、
そして、「どの子にも幸せになるチャンスが有る」と
譲渡に繋がるような体制を取られていることが、
ARSで一時保護が減った大きな要因になったと感じています。
今後の活動内容については、
方向性が決まりましたら、改めてご報告させて頂きたいと思います。
迷子として収容されるワンコは、年々減少傾向ですが、
飼い主さんが亡くなられたり、入院・施設入所などによる収容は、依然増加傾向にあります。
収容される子達も、高齢の子が多いのですが、
センター職員さん達は、かけがえのない命達に向き合い、優しく触れ合いながら、
日々お世話をされています。
センター収容犬さんを、新しい家族として迎えようと考えて下さる方も増えてきており、
シニアの子にも嬉しいご縁が繋がっています。
リンリンちゃんファミリーの、1年を超える人馴れトレーニングそして晴れて卒業も
今年の出来事としてとても印象深いものでした。
佐世保市動物愛護センターでは、職員さん達が日々愛情をもってお世話された収容ワンコや猫さん達を新しい飼い主さんに繋げるために、
保護活動ボランティア同様の譲渡条件を設けられています。
収容されている子達は、迷子になっても探してもらえなかったり、
これ以上飼えないと捨てられたりした子達です。
「もう二度と、辛く悲しい思いをしてほしくない」
最期まで愛情と責任を持って一緒に暮らしてくれる方に託したいと考えられているのです。
ただ、「センターに引き取ってもらえれば処分されないし安心だ」と
安易に犬や猫を持込むことは止めて頂きたいと思います。
収容頭数には制限があり、
上限を超えると、やむなく処分されてしまうことも忘れないで頂きたいと思います。
私達の願い。。。
悲しい思いをする子達がいなくなりますように…
動物もひとも、安心して暮らせる街になりますように・・・
引き続き、収容犬さん達の応援をお願いいたします
今年、虹の橋へお引越ししたARS卒業ワンコさんをご紹介します
こじろう君 (旧 セナ君) 2021年6月正式譲渡
大好きなご家族が全員揃うのを待って、虹の橋へ旅立って行ったこじろう君。
最期まで寝込むことなく、犬生を全うできたのは
里親様ご家族の愛情に包まれたおかげだと思います。
虹の橋でも、大好きなお芋食べてるかな
茶々丸君 2022年9月正式譲渡
2022年9月に卒業した茶々丸君。
里親様と過ごした時間は短かったけど、幸せがギューッと詰まった日々だったと思います。
身体も身軽になり、虹の橋で今頃お友達と走り回ってるでしょうね🌈💕
ロッカちゃん（仮名：クララちゃん） 2010年12月正式譲渡
一般の方の飼育不能として同居犬3頭と一緒に保護したロッカちゃん。
毎年近況をお知らせ下さった里親サマ。
沢山の愛情を受けて、最期まで幸せそうでした✨
そして、佐世保市動物愛護センターで年越ししている子達にも、
来年はステキなご縁がやってきますように！！
福君
はじめ君
オチャちゃん
秋君
私達に救える命は限られていますが、
縁があり、かかわった命には、
全力で幸せを掴むためのサポートをして行きたいと思っています。
来年も、どうぞよろしくお願いします
みなさん、良いお年をお迎えくださいね
