【北国の春 モダンボート第1戦】
前日、震度5クラスの地震。
ニュースを見ながら、正直なところ
「明日はどうなるんだろう」と少し不安もありました。
しかし幸いにも大きな影響はなく、
無事にモダンボートシリーズ第1戦が開催。
ただ、こういう状況の時に頭をよぎるのは
「地震の後は釣れない」
という経験則。
一方で、水温は確実に上昇していて
春を意識した魚が動き出しているタイミング。
果たしてどちらに振れるのか。
水温は11℃を超え、
日中はエリアによって13〜14℃。
条件だけ見れば、
“釣れてもおかしくない”
そんな期待もありました。
今回はエンジン船を選択。
機動力を活かして、迷わず最北エリアからスタート。
しかし——
魚がいない。
いつもなら何かしら反応があるエリアでも、
生命感が薄い。
さらに気になったのが、湖の状態。
地震の影響なのか、
湧き水なのか、ガスなのか、
いつもより明らかに“湧き出し”が多い。
これが魚にどう影響しているのか。
嫌な予感が現実になっていくような感覚でした。
北、西、東、南。
思い当たるポイントはすべて回るも、
ノーバイト。
時間だけが過ぎていきます。
気がつけば、帰着時間が迫る。
このままノーフィッシュで終われば、
今シーズンの方向性も考え直さなければいけない。
正直なところ、
「このままなら引退もあるな」
そんなことすら頭をよぎりました。
いっそ、今シーズンは
キザキマスに専念するか…
そんな気持ちになりかけた、その時。
帰着5分前。
ようやく訪れた、理想的な魚探映像
フラットに動く、数匹の群れ
次の瞬間
「コッン!!」
明らかにそれまでとは違う、生命感のある引き。
「頼む、バレるな…」
慎重に、でも焦りながらのファイト。
時間との勝負。
なんとかネットイン。
そのままほぼノンストップで桟橋へ。
結果は700g台。
サイズだけ見れば決して大きくはないですが、
この状況の中での1本は特別。
“今期初バス”
その重みは、数字以上の価値がありました。
この日の結果は
18人エントリー中
ウェイイン7人
リミットメイクはゼロ。
まさにタフコンディション。
その中で一本持ち込めたことは、
最低限の結果としては十分。
とりあえず——
首の皮一枚、繋がりました(笑)
大会後は、そのまま反省会も兼ねて
キザキマスの調査へ。
こちらも状況は厳しく、
結果は1本のみ。
簡単ではないですが、
水の中は確実に春へ進んでいる。
そんな手応えも感じました。
そして次戦。
第二戦は、個人的に得意な“アフター”のタイミング。
ここはしっかり組み立てて、
まずは確実に検量に持ち込む。
そこから一つ上を狙っていきたいと思います。
この1本で繋がった流れを、
次にどう活かすか。
また次戦、楽しみです。






