突如現れたブツブツの正体。 5 | 心臓病児と家族のオフロードレース

心臓病児と家族のオフロードレース

お腹の赤ちゃんの心臓がおかしいと言われてから、ガタガタ道のオフロードレース。途中棄権できたらどんなにいいか…
しかし、棄権をすることは出来ない。命の灯火を消してはならない。ならば思い切り輝かせよう!!家族の想い。幸せと葛藤。そんな伝えるべき体験を!!

いつかお腹の子にみせようと、キラキラ未来に向けた可愛い妊娠日記は、
まるで、怨念のように願いを書き連ねた真っ黒なノートと化した。
(↑怖すぎて捨てて、書き直したので今はこんなキラキラメッセージしか残ってない💦
病気の子供が自分を責めてしまいそうだから、捨ててよかった✨と今は思う。)

こども病院の初診予約日まで約2週間。
まずは、そこを目指すだけ。

妊婦の私はやることもなく、
見知らぬ土地に友達がいるわけでもなく、
静かで長い長い時を過ごしていた。
とにかくショックでお腹の子の命を危険にさらさないように!と平静を装って過ごした。

義母が気を遣い、ランチや買い物に連れ出してくれた。
義母が仕事でいない時は、広い家で愛犬ミッキーと静かに風を感じながら時が過ぎるのを待った。

普通に笑って会話しながら、ずっとずっと重い石が胸に詰まっていた。

そんなある日、
左足のふくらはぎとスネの間が痒くて、みてみたら、
直径8㍉の膨れたブツブツが10個くらい集まっていた😱

悪い虫に刺されたのかと思い、義母が出してくれた痒み止めの薬を塗った。

しかし数日経ってもよくならず、皮膚科にいった。

帯状疱疹と言われた。

帯状疱疹とは、昔かかった水疱瘡のウィルスが身体に残っていて、強いストレスや免疫低下などで歳をとった時に帯状疱疹として皮膚に出るようだ。

良くあるのは、脇下とか身体周りにでて痛みを伴うらしいが、私の場合は痛みが無く虫さされだと勘違いしてしまったようだ。

当時20代で出た私は、
きっと、お腹のの子の病気発覚があまりにショックだったからだと思う。

この帯状疱疹が、
のちに、やっかいなことになる!!!

そして、次はいよいよ…
こども病院、初診日。

そもそも、こども病院があったことも知らない!!
そんなところに妊婦を診察するところがあるなんて!!!
どうなっていくの?!
私達の運命😭