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キャリア・ウェルネス 「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換 

こんばんは。

 

 

コミュニケションデザイナーの吉田幸弘です。

 

 

今日のおススメの書籍です。


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■キャリア・ウェルネス 「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換 
■村山 昇 (著)  ぷーたく(絵)
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本当の意味での「自律型人材」になるためには
どうしたらいいかの気づきを得られる一冊です。


そのうちの1つとして創造性を高める。


創造性を高めることは後の自分の市場価値
を上げるという理由に加えて、ある程度年齢
が経過したときに「後悔ばかりのやらされ感
満載の仕事生活」「自己防衛ばかりの仕事
生活」を避けるためにも重要なことかなと感
じます。


それでは特に参考になったエッセンスをご紹
介していきます。



●健やかに働く人は仕事に意味を見出し、
能動的に動くことで自分に対する安定感を
得、その負荷を楽しみにできる人です。


そのため誰から言われてもいないのに自律
的に何かを起こしたり、補強したり、促進
したりします。


こうした人が増えると組織のあちこちで創
発が起こります。


すなわち個々が「豊かな仕事」を出し合
うことで、組織全体の「豊かな事業」に
つながっていくということです。


しかし、昨今の仕事現場で従業員が
求められているのは「豊かな仕事」では
なく「長けた仕事」です。


「長けた仕事」とは、効率よく処理する、
早く・速く処理する、儲かるように処理
する仕事です。


そのために、企業は従業員を全人的に
扱うのではなく、アタマ(=知識)や
手(=技能)として扱う傾向が強く
なります。


ヒトという資源を部分でとらえて管理し
たほうが、効率化が狙いやすいのです。


最近の人材のジョブ型採用への傾斜も
その流れの一つです。


企業内ではますます業務の細分化が進
み、「長けた仕事」をするための要求能
力もどんどん移り変わります。


そんな環境下で成果を出せる者が成功
を手にしていき、出せない者が脱落して
いく仕組みにもなっています。


この仕組みがまさに「成功のキャリア」と
「自己防衛のキャリア」という両極を生
み出す作用を起こしています。


(P49 引用)


リスクをとって新たなことをするよりは失
敗しないようにと「自己防衛」をしてしま
う人が多いのは、「効率性」に要因が
あるかもしれません。


過度な効率性、生産性アップをしよう
とすると無駄がなくなります。


でも実はその一見「ムダな時間」が創造
を生むことは多いものです。


3Mが就業時間の15%を自発的な創
造のための時間に使っていいというよう
に、一見ムダに見える時間を確保する
のもいいでしょう。


考えてみれば、そもそも人間の集中力
は長く続かないもの。


就業時間全部をフルスロットで集中し
ている人なんて、ほとんどいないでしょう。


●キャリア研修は”寝た子を起こす”こと
につながるので敬遠するというところは
依然あります。


しかし、そういう観念を持っている担当
者は、いったい「自律」というものをどう
考えているのでしょう。


自律を強めるとは、みずからの価値軸
をはっきりさせ、選択力・実行力を強
めることです。


そこには当然、物事を大所高所から
吟味、検討する態度が出てきます。


その流れで転職という一大テーマも心
の内に起こってくるでしょう。


それをよけて自律マインドを鍛えてくだ
さいというのは勝手がよすぎます。


ただ、そういった場合に私がHR部門に
申しあげているのは、こういったマインド
醸成研修をしっかりやることで、むしろ
「安易な転職をする人は減る」という
ことです。


(P116~117 引用)


優秀な人材が離脱するのは避けたい
もの。


でもIBMやリクルートなどのように優秀
な人材を輩出している企業もあり、
その人材が出身企業の盛り上げに
協力しているということもある。


「あの人はやっぱり○○社出身なんだ。
○○社はすごいな」と思わせるように
すれば逆に人材も集まってくる。


そう考えればいいのかなと感じます。

 

 

 

 

キャリア・ウェルネス「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換