ここに立つために~26歳で大腸がんになったプロ野球選手~
おはようございます。
人財育成コンサルタントの吉田幸弘です。
今日のおススメの書籍です。
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■ここに立つために
~26歳で大腸がんになったプロ野球選手~
■原口 文仁(著)
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阪神タイガースの原口選手。
勝負強い打撃をされる頼りになる選手です。
2022年は内野手や外野手として出場するた
めに練習をされているようです。
原口選手は、帝京高校からドラフト6位で
阪神に入団したものの、怪我に泣かされ、
2013年には一時は育成枠になってしまいま
す。
それでも2016年には再度、支配下登録され、
一軍で活躍します。
2018年には代打で23安打の代打でのシーズ
ン最多安打の球団記録に並ぶほどの活躍を
されます。
しかし、そのオフに人間ドッグを受けて、
大腸がんが見つかります。
2019年1月26日に手術を受け、その後抗が
ん剤を打ちながら、何と6月4日に復帰。
復帰したロッテ戦ではいきなり二塁打。
その後の甲子園の試合ではサヨナラ安打。
さらに出たいと願っていたオールスター
に選ばれ、何と2試合で本塁打を打ちま
す。
言葉では言い表せないほどの精神をお持
ちで、努力を重ねたのでしょう。
軽々しく言えることですが、改めてきち
んと1日1日を大切に過ごさなくてはと身
が引き締まりました。
そんな原口選手、手術の影響がありなが
らも、驚異的といわれる短期間での復帰
を目指している際、「イメージ」を非常
に大切にされたそうです。
以下、95ページから引用します。
●とにかく「イメージ」が欲しかったの
です。
頭の中で、目の前の大観衆、大歓声の中
へと自分を送り出していました。
まだまだ続いていくリハビリのモチベー
ションとするためにも「チームとファン
の皆さんと同じ空気を吸っておかなくち
ゃ」という思いでした。
(P95 引用)
原口選手は甲子園など球場の応援席で試
合を観戦し、それをモチベーションの源
泉にしたそうです。
よくメンタルトレーナーの方が言われて
いますが、「イメージを持つ」、これは
非常に大切なことかなと感じます。
●「原口で負けた」「あそこで原口が打
っていたら勝っていた」と批評されるこ
とも、一軍で戦っていればもちろんあり
ます。
ファンの方々からのお言葉も、温かいも
のから厳しいものまで耳に届いてきます。
これまでなら一つひとつの言葉がトゲの
ように胸に刺さって抜けなくて、こたえ
てしまっていたこともありました。
でも、病気を経験した僕は「野球で辞め
ることが幸せなんだ」と知ることができ
たので、心の持ちようも変わっていきま
した。
チームが負けてしまうこと、自分が打て
ないこと、もっと言えば試合に出られな
いことも、そういう悔しさを感じていら
れること自体が、僕にとっては「ありが
たいことになったのです。
失敗はいまでも何度もしてしまいます。
それでも、あえて言葉にするとしたら
「失敗にとらわれてしまうのではなく、
自分の長所を伸ばすことや成長すること
に目を向けて、どんな状況もポジティブ
にとらえてやっていこう!」というよう
に考えられるようになっていきました。
(P154~155 引用)
原口選手は試合を決する大事な場面で出
てくる選手なので、批評されることも多
いようです。
「悩めるだけ幸せ」という考え方は非常
に参考になりました。
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