心を高める、経営を伸ばす 素晴らしい人生を送るために | リフレッシュコミュニケーションズ 吉田幸弘

心を高める、経営を伸ばす 素晴らしい人生を送るために

 

こんにちは。

 


コミュニケーションデザイナーの吉田幸弘です。

 


おススメの書籍のご紹介です。

 

 


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■心を高める、経営を伸ばす 素晴らしい人生を送るために
■稲盛 和夫(著)
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1989年に発行されて以来、読み継がれてきた稲盛和夫氏の名作です。

 


様々なことに真摯に向き合いながら地道に行動し、時には思い切った行動もしていく。

 


当たり前のようでなかなかできない大切なことを学べる一冊です。

 


それでは特に参考になったエッセンスをご紹介していきます。

 


●状況妄動型の人間であってはならないと思います。

 


状況妄動型とは、「こうしたい」と思っても、社会情勢、経済情勢などから、すぐに実現困難であると諦めてしまう人のことを言います。

 


状況を理解すればするほど、不可能であるという結論に自分を導いていくのです。

 


一方、心の奥底からこうありたいという強い願望を持った人ですと、周囲の環境がいかに難しくとも、願望を実現するための方法を考えていきます。

 


そこに努力と創意が生まれてくるのです。

 


同じ厳しい環境に置かれても、状況妄動型の人は、状況が悪いことを理解し、その結果自分の願望が無謀であったことを悟るだけですが、心の奥底から発し、信念にまで高まった願望を持っている人は、問題をいかに解決するかという創意工夫と努力を始めるのです。

 


(P52~53 引用)

 


「外」、環境のせいにするのではなく、「内」、いわゆる「自分自身」の意志である程度変化を起こすことができると考えていきたいですね。

 


●相撲を見ていても、俵に足がかかると馬鹿力を発揮して、うっちゃりをする力士がいます。

 


あのくらい馬鹿力が出るなら、土俵の真ん中で出せばいいのに、といつも私は思います。

 


実は、人生も同じなのです。

 


土俵の真ん中にいるときには、余裕があるから安心してしまい、行き詰まってからあわてるのです。

 


常に余裕がないと考え、瀬戸際にまで追い詰められる前に力を振り絞るようにしなければなりません。

 


また、土俵際につまり窮地に陥らなくても、リスクが想像でき、事前手を打てるようになければなりません。

 


(P94~95 引用)

 


追い込まれる前から行動しておかないといけないということです。

 


ギリギリまで追い込まれて、そこからやり遂げる。

 


これが快感になっている人は注意です。

 


自戒を込めて。

 


●”大善と小善”ということばがあります。

 


たとえば、かわいいから子どもを甘やかし、そのために成長するに及んで、人生を誤ってしまうということがあります。

 


逆に、子どもを厳しく教育し、しつけていくことによって、素晴らしい人生を歩むということもあります。

 


前者を小善、後者を大善といいます。

 


職場においても、様々な上司がいます。

 


その中には、部下の意見を聞き、若い人たちがやりやすいようにしてあげる優しい上司もいると思います。

 


しかし中には、非常に厳しい上司もいると思います。

 


もし、信念もなく、部下にただ迎合している上司ならば、決して若い人たちのためにはなりません。

 


それは若い人たちにとって楽ですが、その気楽さは彼らをだめにしていくはずです。

 


(P152~153 引用)

 


部下を叱れないリーダーが増えています。

 


確かにむやみに叱り続けたり、パワハラになってしまうのは論外です。

 


しかし、改善したほうがいいことを指摘しないのは、部下のためになりません。

 


部下の成長を止めてしまいます。

 


多少、耳の痛いことを言われても、後々部下は感謝してくるようになります。

 


トータルで考えれば「大善」になるわけです。

 


●経営者は、バランスの取れた人間性を持たなければなりません。

 


事業では、常に決断を迫られます。

 


あるときには、幹部から従業員、銀行まで一斉に反対される中で、なお、自分の信念に基づいて、「敵は幾万ありとても」の気概で断行することも必要でしょう。

 


また、あるときは、一従業員の言葉に謙虚に耳を傾け、自分の計画を、勇気をもって取り下げる必要もあるでしょう。

 


つまり、慎重さと大胆さの両方が必要なのであって、大胆でもない、中庸だという意味ではありません。

 


決断を迫れられる経営者に求められているのは、単なる円満な人柄ではないのです。

 


(中略)

 


相反する両極端をあわせ持ち、局面によって正常に使い分けられる人格が、バランスのとれた人生なのです。

 


(P248~249 引用)

 


特にコロナ騒動の今こそ、求められることですね。

 

 

 

心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるために(PHP文庫)

 

 

 

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