リーダーを目醒めさせるキラー・クエスチョン | リフレッシュコミュニケーションズ 吉田幸弘

リーダーを目醒めさせるキラー・クエスチョン

こんばんは。

 


コミュニケーションデザイナーの吉田幸弘です。

 


おススメの書籍のご紹介です。

 

 

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■リーダーを目醒めさせるキラー・クエスチョン
■林 友香(著)
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在籍していた会社のリーダーとして、50%だった離職率を最後の1年で8.5%まで改善し、現在は124名もの方の予約待ちができる大人気のコーチである著者のデビュー作です。

 


クライアントの方々にとってインパクトがあり、とても価値を感じてくれた効果的な39の質問を本書にまとめられたということですが、拝読してみて私自身にとってもかなりの気づきをいただけました。

 


基本の部分から非常に奥深いところまで入り込んで解説されていて、リーダー入門の方から上級の方まで幅広い範囲の方に役立つのではないかと思います。

 


実践的なうえに、非常に魅力的な言葉がたっぷり詰まった一冊です。

 


それでは特に参考になったエッセンスをご紹介していきます。

 


●リーダーに求められる最も重要な役割は、あなたの次のリーダーを育てることです。

 


次のリーダーを育てるために、あなたが気をつけるべきポイントは、「俺のおかげでできただろ」とか「私のようになりなさい」と自分の影響力を与えようとしないことです。

 


「自分の的確なアドバイスや指導で部下を育てた」という関係ではなくて、部下に「私は自分の力でこれができた」という感覚をそれだけ感じさせているかどうかです。

 


私の知る一流のリーダーは、「○○さんのおかげです」と部下に言わせるような育て方をしていません。

 


コーチも同じで「ありがとう」を言われないのが一流のコーチと言われています。

 


もちろん感謝はされても「私はやれたんだ」「達成できたのは自分が頑張ったからだ」という実感をどれだけ残せているかどうかが重要なのです。

 


(P30~31 引用)

 


次世代リーダーを育成することは大切ということはわかっていても、つい「あいつはオレが育てた」と言ってしまうこともあるでしょう。

 


恥ずかしながらかつての私がそうでした。

 


でもそう思わせない、自分で成長したんだと部下に思わせる。

 


これは部下のモチベーションを高め、さらなる成長へと導く意味でも心がけたいですね。

 


●『リーダーになる前は、成功とはすべて自分自身の成長を指している。だがリーダーになれば、成功とは他の人の成長を意味する』

 


(P46 引用)

 


これは、リーダーになったら常に心掛けておきたい言葉ですね。

 


●ちなみに、私が今大切にしているリーダーとしての信念は、「本当の優しさを持って関わり、相手の成長に貢献すること。

 


メンバーが安心して挑戦できる土台を築くこと」です。

 


私はずっと自分は優しい人間でありたいと思ってきました。

 


そんな自分を疑う視点を特に持ち合わせていませんでしたが、コーチングを学んで気づいたことは、私は「メンバーに向ける本当の優しさ」を持っていたのではなく、私の関わりは「優しい人だと思われたい」という自分の欲求から来る言動だったということです。

 


たとえその時、相手が嫌な思いをするかもしれなくて、その場限りの優しさで関わらないこと、伝えるべきことは伝えること。

 


もっと長い目で見て、メンバーの成長に貢献すること。

 


そして、メンバーが安心して、自分の可能性に挑戦してみよう、トライしてみようと行動に移せる環境をつくること。

 


(P50~51 引用)

 


かつて私もリーダーの時に優しさをはき違えていたことがありました。

 


優しく部下を見守る。

 


大切なことですが、部下に修正点を指摘しなかったのです。

 


間違っていると言えなかった。

 


このように接すると、実は短期的には部下に好印象でも、長期的には部下のためにはなりません。

 


むしろ厳しいことでも伝える、そのほうが部下のためなのです。

 


●視野の広いリーダーがメンバーの何を見ているかというと、日常の活動はもちろんのこと、意識しなければ把握しにくい、彼らの「アピールしない努力」を見ています。

 


一番残念なリーダーは、部下の「目に見える努力」しか見ていないことです。

 


表立ってアピールはしなくても、クライアントのため、会社やチームのため、そして自分のために、やれることを自ら考えて主体的に動いているメンバーはいるはずです。

 


(P96 引用)

 


アピールするのが上手な部下とアピールしないけどきちんと努力する部下がいます。

 


リーダーは後者のように表面的には見えないけど裏の部分を意識して見ていく必要がありますね。

 

 

 

 

 

 

 

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