まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 | リフレッシュコミュニケーションズ 吉田幸弘

まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」

こんばんは。



コミュニケーションデザイナーの吉田幸弘です。




今日のご紹介は、藤屋伸二氏の著書です。




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■まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」
■藤屋 伸二(著)
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本書はデール・カーネギーの「人は動かす」「道は開ける」の入門的な位置づけの本です。



原書を読む時間がない、読もうとしたが挫折してしまったという方には、非常におススメです。



それでは特に参考になったエッセンスをご紹介していきます。




●議論は、ほとんど例外なく、双方に、自説をますます正しいと確信させて終わらせるものだ。



やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、やっつけられたほうは劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだろう。




議論に負けても、その人の意見は変わらない。



(P59 引用)



確かに会議などで議論を交わさなければいけない場合はある。



その場合でも、相手の出してきたことに対して異論をいきなり述べるのはよくない。



受け容れなくてもいいから、相手の意見を受け止める。




その後、異論は柔らかく言う。



一方的に議論を吹っ掛けられる場合もある。




この場合は、議論に参加しないという方法がいいだろう。



確かにその時はイライラしてつい言い返したくなるかもしれない。



でも、落ち着いて考えてみましょう。



そもそも議論しても変わらないことです。



変わらないことに対して腹を立ててもエネルギーの無駄遣いです。



●明らかに相手が間違えているときでも居丈高に指摘したり、やり直しさせたりしてもいいことはない。



時間と労力を割いて動いてくれたことにはきちんと感謝して相手の顔を潰さないということが大切である。



「間違ってる!」「直して!」なんて言わなくてもわかってもらえることは多いのだから。



・悪い例



お店の喫煙スペースでタバコを吸っている人がいた場合



「ここは禁煙ですよ!」「マークが見えないんですか!?」なんて咎めるように言われたら言われたほうも気分が悪い。



意固地になり、事態がこじれてしまう可能性もある



・良い例



お店の喫煙スペースでタバコを吸っている人がいた場合



「あれ?ここってタバコ吸えるんでしたっけ?」



なんて声をかけてあげればタバコを消すか席を移動してくれる人も多くなる。



禁煙マークを見落としても「小さくてわかりづらいですよね」「私もよくやるんです」みyたいにフォローしてあげればその人の顔も立つのである。



このように相手に伝えるときは、まず自分の弱みを魅せたり、過去の間違いを引き合いに出してあげると指摘も受け入れやすくなるのです。





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