読書をお金に換える技術
こんばんは。
コミュニケーションデザイナーの吉田幸弘です。
今日のご紹介は、千田琢哉氏の著書です。
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■読書をお金に換える技術
■千田 琢哉(著)
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読書から得られるリターンは大きい。
もちろん読書からは癒しや元気をもらえる。
また娯楽のための読書もありだ。
私自身がそうである。
本書は「稼ぐための読書」に特化している。
中でも著者が特に言いたいことは次の2つではないかと思われる。
1.視野を広げるために色々な分野の読書に挑戦する
2.格好つけずに、読みやすいものから読んでいく
2はドキッとさせられる。
私自身が積読になっている難解な本を本棚に何冊か置いてあるからだ。
そもそも理解できないのでは意味がありません。
色々な気づきを得られる一冊です。
それでは特に参考になったエッセンスをご紹介していきます。
●名著は読んでおいたほうがいいが、何度か挑戦してダメならダメでいい。
今なら名著の漫画版も出ているから、躊躇することなくそれを読んでおけばいい。
理解できない名著を眠い目をこすりながら文字だけをひたすら追いかけるより、漫画版を読んでさっさと概要を把握したほうが間違いなく稼げるようになる。
●お金持ちたちの本棚にはそれも読みやすい本が並んでいた。
これに対してお金持ちではない人の本棚には「難しい本」「賢そうな本」「カッコいい本」が並んでいた。
非常に興味深いと思った著者は、彼ら彼女らに対して実際に詠んだかどうかの質問をそれとなくしてみたそうだ
概してお金持ちはすべての本を読んでいたのに対し、お金持ちではない人たちは本をただ飾ってあっただけだ。
お金持ちたちは本棚に並んでいる本に関して自分なりの意見をいくらでも話すのに対して、お金持ちではない人たちは「まだ読んでない」の一点張りだった。
お金持ちたちは勝った本を血肉にして、何千倍や何万倍、それ以上に化けさせていたのだ、
お金持ちじゃない人たちは本を部屋のインテリアの一部として割り切っていた。
これはこれでアリだ。
自分のお金で買ったものをどのように扱うかは本人の自由だからである。
しかし、稼ぎたいなら稼いでいる人の真似をしたほうがいい。
●稼ぐという目的を持って読めば、官能小説でもギャグ漫画でもすべてが学びになる。
「この官能小説の女性の口説き方は巧い。仕事のクロージングに使える」
「このギャグ漫画の主人公のキャラ設定は巧い。あの社長に試せば好かれるに違いない」
稼ぐために大切なことは、なにを読むかより、そこから何に気づくかである。
●新しい世界に触れるためには、新しい世界の本を読むことだ。
新しい世界の本を読むためには、新しい世界の本に出逢わなければならない。
なぜなら膨大な本のタイトルが一斉にあなたの目に飛び込んできて、少しでも気になった本にその場で直に触れることができるからだ。
圧倒的な蔵書量を誇る大型リアル書店で、あなたがこれまでに一度も立ち止まったことのないコーナーに寄ってみることだ。
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