質問は「なぜ」でなく「何」にしよう
よくセミナーなどでもお話しをするのですが、質問は5W1Hが
おススメです。
ただ、そうはいってもできるだけ使わないほうがいいWが1つ
だけあります。
それは『Whty』(なぜ)です。
一時期、ロジカルシンキングが流行ったとき、「なぜ」と聞く上司
が多くて非常に困りました。
中にはなぜを5回聞くという、ある広告会社の理念をそのまま持
ってくる人もいました。
たいてい、この質問をされると部下は答えられなくなります。
また、このような質問をくりかえす上司の下ではメンタル不全にな
りやすいでしょう。
現に私もなりかけましたから。
「なぜ」という言葉はそれだけで相手を圧迫させます。
理由を聞きたいときは「なぜ」を「何」に変えるだけで相手も答えやすく
なるので、おススメです。
例を挙げてみましょう。
Aさんの聞き方
「なぜ、この前のクライアントA社からの課題に対する納期が遅れたのかな?」
Bさんの聞き方
「この前のクライアントA社からの課題が遅れたようだけど、『何』が原因だったのかな』
どうでしょう。
Bさんの聞き方のほうが柔らかく答えやすくありませんか?
内容は同じで原因を聞いているだけなのにどこに違いがあるのでしょうか。
Aさんの聞き方の「なぜ」が、聞いている相手、『人』にフォーカスしているのに対し、Bさんの『何』は『モノ』にフォーカスしているからです。
Aさんの聞き方だと、聞かれたほうは責められていると感じてしまいます。
一方、Bさんの聞き方だと、責められている感じがしないので、要因となった
出来ごとやモノにフォーカスして話せるのです。
それだけでプレッシャーから解放されます。
「なぜ」と言いたくなったら『何』に言い換えてみましょう。
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